2011年2月21日月曜日

OKIデータ、MPS事業テコ入れ-遠隔監視システムを統一

 OKIデータ(東京都港区、杉本晴重社長、03・5445・6111)は企業向けにプリンターなどの運用管理を請け負うマネージド・プリント・サービス(MPS)事業をテコ入れする。日本と米欧で異なる機器の遠隔監視システムを4月に統一。
 世界共通のMPSを提供できるようになり、頭打ちの機器販売を補うべく成長領域で事業展開を加速させる。2013年度にMPS事業の売上高を10年度見込み比2・5倍の155億円に引き上げる計画だ。
 OKIはカナダの印刷管理システム会社、プリントフリートとグローバル契約を結び、米欧で先行採用していた同社の、プリンターや複合機の遠隔監視システムを日本を含むアジア地域でもMPSに4月から組み込む。中南米でも同システム導入を計画する。

日刊工業新聞