サムスン電子は7日、2009年第4・四半期の営業利益が市場予想を上回るとの見通しを示した。好調なメモリーチップ価格や薄型テレビへの強い需要が寄与したとしている。
同社が示した第4・四半期の連結営業利益見通しは3兆5000億─3兆9000億ウォンで、中間値は3兆7000億ウォン(32億7000万ドル)。見通し通りなら、7400億ウォンの営業赤字となった前年同期から大幅な改善となる。ただ、前期の営業利益4兆2300億ウォンは下回る。サムスン電子によると、第4・四半期の連結売上高は38兆─40兆ウォン(中間値39兆ウォン)、09年の純利益は9兆6400億ウォンとなる見通し。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた2010年純利益の予想は12兆4900億ウォン。
サムスン電子は1月下旬に第4・四半期決算を発表する。
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