2010年1月21日木曜日

キヤノン、バイオマス素材を採用したA3モノクロレーザープリンタを発表

キヤノン株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は1月20日、環境性能を高めたA3モノクロレーザープリンタ「Satera LBP8630/8620/8610」の3機種を発表した。1月下旬より出荷する。

新製品はいずれも、植物由来成分のバイオマスプラスチックを本体の操作ボタンに採用したほか、100%リサイクル材を本体・フィーダーの一部に採用し、環境負荷を低減したのが特徴。
性能面では、新開発したエンジンを採用し、LBP8630では従来の35枚/分から37枚/分へ、LBP8620では30枚/分から32枚/分へ、 LBP8610では25枚/分から27枚/分へ印刷速度を向上した。操作面では、従来の1行から5行に表示部を拡大した「ワイドLCDパネル」を採用。視認性を高めるとともに、アニメーションで作業手順をガイドすることで使いやすさを高めている。

メンテナンス面では、ネットワークを利用してプリンタの状態を自動検知する遠隔監視システム「NETEYE(ネットアイ)」に対応するほか、トナー残量の情報を事前登録されたメールアドレスへ通知する新サービス(4月開始予定)もサポートする予定。

価格は、LBP8630が14万8000円(税別)、LBP8620が12万8000円(同)、LBP8610が10万8000円(同)。

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