18日、ノートパソコン生産量世界一を誇る台湾のパソコンメーカー、広達電脳(クアンタ)の重慶工場建設調印式が挙行された。
広達電脳の関係者は「広達はこれまで10年以上、中国大陸に2ヵ所しか工場を有していなかった。第3の生産基地建設については非常に慎重な立場を取っていたが、様々な角度から評価分析を行った結果、重慶市が巨大な発展潜在力を持つと判断、今回の決断に至った。」と説明した。
重慶にはすでにヒューレットパッカード、フォックスコン、シスコ、インベンテックの工場が存在する。
重慶市の黄奇帆市長代理は「広達と重慶が手を携えて中国大陸第3の製造基地建設を進めていくことは、重慶のノートパソコン製造能力拡大の強力な支持となる。」と述べている。
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