2010年3月7日、中国財政部コメンテーターの戴柏華氏は今年の中国財政政策について、「外需を安定化させると同時に、さらに内需拡大に力を入れていくため、3つの方面から消費を刺激したい。」と発言した。
3つの方面とは市民の消費能力引き上げ、税収面での優遇政策、消費需要拡大の3点で、戴柏華氏は特に消費能力引き上げを重視している。
「今年は財政補助規模を増加させ、都市と農村の居住民、特に低所得者の消費能力を引き上げる。具体的には農民への補助金支給増加、主要穀物の最低買い上げ価格引き上げなどによる農民収入の引き上げや最低生活保障水準の引き上げ。さらに就職機会の拡大、最低賃金制度の確立などによる労働環境改善などが予定されている。」と説明した。
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