米半導体大手インテルが13日夕に発表した2010年1~3月期決算で、売上高は前年同期比44%増の102億9900万ドルだった。パソコン向けのMPU(超小型演算処理装置)販売の回復が続いた。売上高は09年10~12月期比では3%少なかったが、1月中旬に発表した会社予想(97億ドル±4億ドル)や市場予想(98億4092万ドル)を上回った。
純利益は前年同期の約3.9倍の24億4200万ドルだった。製造コストの低下に加え、MPUの売り上げ単価が09年10~12月期比でやや上昇するなど、収益力が回復した。粗利益率は63.4%と前年同期(45.3%)から18.1ポイント改善し、会社予想(61%±2ポイント)や市場予想(61.3%)より高水準だった。1株利益は0.43ドルだった。一株利益の市場予想は0.38ドルだった。
日経新聞
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