セイコーエプソンの2010年4~6月期の連結営業損益が2年ぶりに黒字(前年同期は124億円の赤字)となり、20億円前後の黒字になったとみられている。顧客が設備投資を再開し、企業向けプリンタの販売が回復。デジタル家電向け電子部品も工場稼働率の上昇や不採算品の減少で収益性が改善した。
売上高は前年同期比3%増の2200億円前後とされている。主力のインクジェットプリンタなど情報関連機器は企業向けが北米で回復しアジアも伸びたという。小売店の設備投資意欲も戻り、POS(販売時点情報管理)用のプリンタも堅調だった。
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