セイコーエプソンは30日、2010年4~9月期の連結最終損益が80億円の黒字(前年同期は291億円の赤字)を想定する発表をした。従来予想は100億円の赤字。北米でインクジェットプリンターの企業向け販売が伸びているほか、デジタル家電向けの半導体も受注が拡大。前期までの構造改革で減価償却費が軽くなり、利益率も改善する。
売上高は前年同期比9%増の4890億円を見込む。従来予想に比べて180億円多い。インクジェットプリンターは北米のほかに南米も好調に推移。SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)向けの販売を強化した効果が出ているという。
リリース記事
キー・リサーチ トップへ