Adobe Systems Incorporatedは、12月16日、2009年度第4四半期(2009年8月29日から2009年11月27日)及び2009年会計年度(2008年11月 29日から2009年11月27日)の決算結果を発表した。厳しい会計年度を締めくくるにあたって、「顧客需要の改善」を確認できたと述べている。
2009年度第4四半期の売上は、7億5730万米ドル。GAAPベース営業利益は 1億5360万米ドルで、GAAP上の営業利益率は20.3%だった。GAAPベース純損失は3200万米ドル、GAAPベース希薄化後1株当たりの損失は、期間中の加重平均発行済株式数5億3200万株に対し、0.06米ドルだった。なお、2009年度第4四半期の業績には、アドビシステムズ社によるOmniture社の買収の影響が含まれる。
2009年会計年度の売上は、29億4600万米ドル。GAAPベース営業利益は6億9050万米ドルで、GAAP上の営業利益率は23.4%だった。GAAPベース純利益は3億8650万米ドルで、GAAPベースEPSは0.73米ドルだった。
そのほかの数値データ:
* Adobeの全世界での従業員数は8660人で、2008会計年度終了時点の7544人から増加した。
* Adobeの第4四半期における売上高の地域別内訳は、南北アメリカが47%、EMEA(欧州、中東、アフリカ)が32%、アジアが21%だった。
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