2009年12月17日木曜日

ミマキエンジニアリングが高速・高画質 ダイレクト昇華/昇華転写インクジェットプリンタJV5-320DSを来年早々出荷開始

ミマキエンジニアリングは、幅3.2mまでのポリエステル生地へのダイレクト昇華プリントと転写紙への昇華転写プリントを高速・高画質で実現する国内最大級のインクジェットプリンタ:JV5-320DSを2010年1月8日より出荷開始する。

JV5-320DSは、既に販売されているJV5-320Sの優れた特長を継承し、大型ソフトサインの制作ニーズにお応えするダイレクト昇華インクジェットプリンタ。プリント時にインクが裏抜けしやすいというポリエステル生地の特性に配慮し、新たにインク受け溝を搭載。これによりプリント時に裏抜けするインクを処理することができ、素材の裏地が汚れるのを防ぐ。また新たに搭載された乾燥ファンにより、プリント後の裏抜けインクを素早く乾燥させ、メディア巻取り時の貼り付きを防ぐ。加えてインクミスト除去機能も新しく備え、プリンタの稼動安定性が更に向上した。最高プリント解像度は1,440dpi、プリント速度は中距離サイン用(540×720dpi)では62m²/h、近距離サイン用 (540×1,080dpi)で44m²/hの高速プリントを実現。インクは発色性に優れたSb52インクが用意され、2リットルアルミパックによるインク供給が可能なMBIS(ミマキバルクインク供給システム/オプション)により、インク切れの心配のない長時間連続無人プリントと優れたインクコストが実現される。また転写紙を介さないダイレクト昇華プリントにおいては、昇華転写プリントを上回るシャープなプリントエッジにより、ソフトサインの仕上りと付加価値を高めるとともに、転写紙の廃棄処分に要する手間とコストの削減効果を発揮することができ、メリットと環境対応の両立を実現する。

同社では、国内最大級となる幅3.2mでのダイレクト昇華プリントを高速・高画質で実現するJV5-320DSを1,500万円(税別)でご提供することにより、お客様のオンデマンド制作をサポートする、としている。

参照記事
キー・リサーチ トップへ