富士ゼロックスは12月17日、損害保険会社が顧客満足度の向上や新保険法に対応するための業務を支援するビジネス・プロセス・アウトソーシング・サービス(BPO)の提供を本格的に開始したと発表した。
新サービスは、保険商品ごとに異なる帳票の統一による効率化を目指した帳票再設計、帳票の版下管理と物流管理、帳票のオンデマンド印刷と発送業務、帳票発送の一元管理による定期的な運用状態の確認などを行う。
保険会社はこれらの業務を富士ゼロックスに委託することで印刷や在庫・物流関連の業務コスト削減、発送業務の効率化などの効果が期待できる。これで帳票管理や発送業務などの非コア業務を軽減し、コア業務でリソースの有効活用を図れるようになる。
今後は書類受領・管理プロセスも加え、帳票設計・作成・管理から発送・受領、返信書類の不備チェックまで一連の業務を請け負うアウトソーシング・サービスとして提供する。
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