米ゼロックスは2月19日、同社の検索関連技術の特許を侵害しているとして、米グーグルとYouTube、ヤフーをデラウエア州連邦地裁に提訴した。侵害行為の差止めと損害賠償を求めている。
ゼロックスは、同社の米国特許 第6,778,979号「クエリ自動生成システム(System for Automatically Generating Queries)」、第6,236,994号「知識・情報を集積するための方法と装置(Method and Apparatus for the Integration of Information and Knowledge)」、の2件の特許が侵害されたと主張。グーグルのAdSense、AdWords、ヤフーのSearch Marketing、Publishing Network、Y!Q Contextual Search softwareなどが979特許を、グーグルのGoogle Maps、Google Video、YouTube、ヤフーのYahoo! Shoppingなどが994特許を侵害していると指摘している。
なお、ゼロックスは、グーグル、ヤフーのそれぞれに、ライセンス契約を結ぶ交渉を持ちかけたがまとまらず、提訴に至ったと報じられている。
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