ブラザー工業は31日、インクジェットプリンター複合機「マイミーオ」シリーズで無線ファクス機能を搭載した新製品など7タイプ11機種を9月中旬から順次発売すると発表した。パソコンから無線で印刷できる機種も増やした。置き場所を選ばない利便性の高さを前面に押し出し、現在6%超の国内シェアを2ケタに引き上げる。
コードレス電話子機付きの旗艦モデル「MFC―J850DWN」(店頭想定価格は4万6000円)など4機種が無線ファクス機能に対応。電話の子機の充電台を兼ねる通信ボックスから無線LAN(構内情報通信網)経由でファクスのデータを本体に送る仕組み。
タッチパネル対応機種を従来の4機種から8機種に倍増したほか、全機種の操作面に小型のTFT液晶を採用し、見やすいようにした。家庭向けのほか個人事務所などにも売り込み、年間50万台の販売を目指す。
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