王子製紙は2日、印刷情報用紙の生産能力を1割強削減すると発表した。富岡工場(徳島県阿南市)と呉工場(広島県呉市)で紙をすく抄紙(しょうし)機2台を7月までに順次停止する。余剰設備解消でコスト構造を改善する。製紙業界では企業の広告宣伝費抑制で主力製品のチラシやカタログ向け需要が激減している。
富岡は抄紙機4台のうち1台を、呉は3台のうち1台をそれぞれ停止。200万トン強の印刷情報用紙の年産能力は、合わせて21万トン減る。
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