キヤノン電子が21日発表した2010年1~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.8倍の35億円だった。デジタルカメラ用シャッターや、レーザープリンター用スキャナーの売り上げが伸びたほか、生産性の向上や経費削減で利益率が改善した。中間配当は前年実績に比べて10円多い25円とする。
同日、10年12月期の通期予想を上方修正した。売上高は前期比20%増の1150億円、純利益は41%増の69億円を見込む。為替の前提は1ドル=90円、1ユーロ=110円。ユーロの想定レートを円高方向に変更したが、販売が好調で従来予想を上回る。
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