2010年7月21日水曜日

マックス、営業益3倍 4~6月

 マックスの 2010年4~6月期連結営業利益は、前年同期の3倍程度の7億~8億円になったようだ。景気改善でホチキス用の針の需要が回復。工場統合など前期に進めた固定費削減策も利益を押し上げた。4~9月期の営業利益見通しも、前年同期比2倍強の15億円程度に上方修正される公算が大きい。

 4~6月期の売上高は前年同期並みの110億~120億円程度になったとみられる。ホチキス用の針に加え、複写機で紙を自動的にとじ込む「オートステープラー」も、複写機の出荷回復に伴い持ち直してきた。

 4~9月期の連結業績見通しは営業利益のほか、売上高も期初に発表した前年同期比4%増の245億円から、同1割弱増の250億円程度に上方修正しそうだ。ただ内外の景気や為替動向が不透明で、通期業績予想(売上高が前期比7%増の517億円、営業利益が2.2倍の35億円)は据え置く可能性が高い。

日経新聞
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