2010年8月6日金曜日

ニコン、連結最終益81億円 デジカメなど好調

 ニコンが5日発表した2010年4~6月期の連結決算は、最終損益が81億円の黒字(前年同期は39億円の赤字)だった。主力のデジタルカメラ事業で一眼レフカメラやコンパクトカメラの販売数量が過去最高を記録。企業の設備投資の回復を受けて、半導体製造装置の受注も堅調だった。

 売上高は前年同期比17%増の2052億円、営業利益は15.5倍の113億円だった。カメラや交換レンズなどの映像部門の売上高は1489億円だった。

 あわせて発表した10年4~9月期の業績見通しでは、連結最終損益は90億円の黒字(前年同期は176億円の赤字)に上方修正した。従来予想は40億円の黒字だった。4~6月期の業績が想定を上回って推移したためとされている。

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