キヤノンは20日、プリンター欧州大手のオランダ・オセ (OCEN.AS)社への追加の株式公開買い付け(TOB)の結果、自社株を除くオセ社の普通株の84.2%を取得したと発表した。追加TOBは、オランダ市場で3月5日から19日まで行われていた。
1月29日から3月1日までのTOBでは自社株を除くオセ社の普通株71.3%を取得した。その後もオセ社の全株取得を目指して追加TOBを実施していた。追加TOBの結果によると、自社株を含む普通株の取得比率は84.7%。自社株に加えて優先株を含めると、オセ社の株式総数の87.5%の保有比率になる。買い付け総額はTOB分と合わせて約760億円。
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