4月21日、コダックは、最高毎分120枚のA4両面スキャンが可能な業務用ドキュメントスキャナー「コダックイノベーションスキャナーi4000シリーズ」(以下、i4000シリーズ)の出荷を23日より開始すると発表した。
i4000シリーズは、毎分120枚(両面で240イメージ、A4横送り、白黒、200dpi)で処理が可能な「コダックイノベーションスキャナー i4600」(以下、i4600)と、毎分100枚(両面で200イメージ、A4横送り、白黒、200dpi)の「コダックイノベーションスキャナー i4200」(以下、i4200)の2機種がラインナップされる業務用ドキュメントスキャナー。
大きさは幅459.7×奥行き467.3×高さ347.9mmと、50センチメートル四方に収まるコンパクトな筐体を採用。コダックでは同等クラスの処理速度を有する製品の中で最も小型だとしている。
解像度は600dpi。色やサイズ、傾き補正などを自動で処理を行なう独自のイメージ処理技術「パーフェクトイメージ」や、出力ファイル形式や転送先に共有フォルダ、SharePoint Serverなど登録でき、本体のボタンから簡単にスキャンを行なえる「スマートタッチ」機能を備える。そのほかにも、罫線や背景色を消去するため赤青緑黒以外の色を最大5色同時に除去してスキャンする「マルチカラードロップアウト」機能を搭載する。また、給紙トレイに最大500枚の書類を積載でき、まとめて大量にスキャンできるのも特徴となっている。
インターフェースはUSB 2.0、光源が白色LED。読み取りサイズは最大4000×304.8mmに対応。最大500枚の原稿(A4)をセットできる。本体サイズは幅 459.7×奥行き467.3×高さ347.9mm、重量は34kg。価格は「i4600」が240万円、「i4200」は150万円。
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