日立製作所は22日、米ヒューレット・パッカード(HP)とハードウエア、ソフトウエアなどの構成情報を管理するデータベース(CMDB)分野で協業すると発表した。HPのCMDB製品「ユニバーサルCMDB」と日立の統合システム運用管理製品「JP1」を連携させた製品を6月までに発売する。顧客は全社レベルでのIT構成管理や効率的なシステム運用が可能になる。
JP1はシステム全体の稼働状況を共通化されたオペレーション環境で一元管理できる。業務プログラムの実行も自動化でき、その際に処理するジョブの構成情報と、ユニバーサルCMDBが管理するシステム内のハード、ソフトに関する構成情報を統合的に管理できる機能を開発して製品化する。
これにより顧客は、基本ソフト(OS)へのパッチ(修正プログラム)適用など情報システムの構成変更が、バッチ処理(一括処理)の実行など自動化された業務に与える影響を事前に把握できるようになる。
リリース記事
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/04/0422.html