米コピー機製造大手ゼロックスが23日発表した1~3月期決算は、最終損益が4200万ドルの赤字となった。前年同期は4200万ドルの黒字。売上高は前年同期比33%増の47億2100万ドル。文書管理・印刷サービス事業からの収入が好調で売上高が伸びたものの、2月に買収を完了したアウトソーシング会社の買収コストやリストラ関係費用が響き赤字となった。
同時に発表した業績見通しでは、4~6月期の特別要因を除いた1株利益は0.20~0.22ドルとアナリスト予想平均(0.18ドル)を上回り、2010年通年の1株利益も「当初見通しの0.75~0.85ドルの上限」とアナリスト予想平均0.81ドルを上回った。
日経新聞
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