シンガポールの中・高所得層は、一般商品より多少価格が高くても、環境に配慮した商品を購入する用意がある――米リーダーズ・ダイジェストは4月 23日、消費者のブランド選択に関し昨年10月に実施した調査の結果を公表した。
調査対象は、世帯収入で上位50%に属する、中等以上の教育を受けた20歳以上の住民1,000人で、500人はリーダイの読者。残りは調査会社シノベートのデータベースから選んだ。
「どのブランドを最も信頼するか」「どのような理由で信頼するか」を聞いた。多少金額が高くても、お値打ちブランドや低価格品より、環境を配慮した商品を購入する、との回答は75%。
しかし高すぎるのは駄目のようで、通常商品より8%以内の高さであれば購入するという。リーダイは「環境への意識の高まりが買い物の傾向に表れている」とした。
ブランド選択の根拠では、「調査結果を最も重視」との回答が33%あった。最も回答が少なかったのは「芸能人、著名人が勧めるから」。
友人が進めるブランドを信頼する傾向が強かったのは20歳台と女性全般で、特に女性の場合、買い物が会話の話題に上りやすいためのようだ。
ブランドで上位に選ばれたのは、シンガポール航空、ジーン・イップなど。
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