沖データが、2009年10月1日に開始したグローバルなカーボン・オフセット活動である「CO2排出量ゼロ工場」について、初年度分のCO2排出量を無効化処理し、オフセットを完了した。
同社は09年10月-13年3月、プリンタ・複合機を生産する全自社工場で、削減努力を行った後に排出されるCO2をカーボン・オフセットでゼロにする「CO2排出量ゼロ工場」の取り組みを進めている。対象となるのは福島事業所、タイのOKIデータ・マニュファクチャリング、中国の沖電気実業(深圳)有限公司プリンタ事業部の3工場。
今回は初年度(09年10月1日-10年3月31日)として、3工場からのCO2排出量5,616トンを無効化処理した。そのために取得した国連認証の発行済み排出枠クレジット(CER)は、インドのタミルナド・ニュースプリント・アンド・ぺーパー社による小規模風力発電(6.75メガワット)からのもの(1,966トン、07年5月25日に気候変動枠組み条約=UNFCCCに登録済み、07年7月に発行済み)など。
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