米小売チェーン各社が8日に発表した3月の既存店売上高は、軒並みアナリスト予測を上回るものとなった。米経済活動の約7割を支える個人消費の回復の兆しが示される結果となった。
国際ショッピングセンター協会によると、31社のうち最低1年間オープンしている既存店全体での3月の売上高は、約9%増加したという。百貨店のメイシーズやサックス、衣料品小売のギャップなどが予想を上回る売上高を発表。高級店からディスカウントストアまで、幅広いタイプの店で売上高の改善が見られた。
暖かい天候やイースター(復活祭)が昨年より早く、関連商品の売上が計上されたことなどが寄与したとされている。
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