2010年4月7日水曜日

コニカミノルタ、デジタル印刷システムの最上位機種「bizhubPRESSC8000」を発売

 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会は、高画質と安定性、さらに高い用紙対応力を兼ね備えたカラー出力機ラインアップのフラッグシップ機となるデジタル印刷システム「bizhubPRESS(ビズハブプレス)C8000」を開発、発売する。

(以下リリース記事抜粋)
 商業印刷や企業内印刷などのプロダクションプリント分野では、印刷品質と生産稼働には高い安定性が求められています。特に高出力ボリューム領域で継続的に稼働する出力機材ほど、より一層安定した高画質出力と連続稼動、多様な用紙への対応力が必須となります。

 今回開発し、発売いたします「bizhubPRESSC8000」は、プロダクションプリント分野の中でも高出力ボリューム領域へ対応した、コニカミノルタのカラーデジタル印刷システムの最上位機です。

 コニカミノルタでは「bizhubPRESSC8000」を開発するにあたり、オフセット印刷による出力画質やその安定した生産能力を目指す上で必要項目となる、重合法トナーを始めとする画像関係や、出力機構から筺体構造全体を一から検証しました。その結果、これまで市場から高い評価を得ていた項目はさらに進化させるとともに、性能達成に必要とされる機構については新たに開発いたしました。

 高画質のための主要要素である重合法トナー「デジタルトナーHD」では、自然な光沢感を実現しつつ低温定着性を一層進化させた次世代型「デジタルトナーHD+(プラス)」を採用いたします。また新バージョンの画像処理技術「S.E.A.D.II」*と画像濃度補正機能、出力解像度1200dpiのレーザーユニットを新たに開発し、生産性を落とさずに安定した高画質画像出力を実現いたします。さらに幅広い用紙対応のために、新開発の給紙機構や、出力直後の用紙のカール防止と静電気の除電を行う機構を採用することにより、業界トップクラスとなる350g/m2の厚紙も含めた様々な用紙に対して、高品質を保ちながら高速安定出力が可能となります。

参照記事

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