大日本印刷株式会社は、丸善株式会社と株式会社ジュンク堂書店が運営する全国の書店10店舗で、電子看板を活用した広告・販促サービスを開始する。
同社は、2009年5月より丸善の丸の内本店・日本橋店・名古屋栄店の店頭で、46インチのディスプレーと販売台を組み合わせた「マルエムビジョン」を活用した広告・販促サービスを行っている。今回、対象を丸善とジュンク堂の全国10店舗に拡大し、各店舗の設置場所に合わせて「マルエムビジョン」・42インチディスプレーを12台つなげた「トールビジョン」・32インチディスプレー2台と陳列台を組み合わせた「多面ビジョン」のいずれかを導入する。また、必要に応じて書棚や催事コーナーに「小型ビジョン」を設置し、企業広告や書籍・商品の販促情報、書店オリジナル映像などを放映する。
電子看板以外のサービスには、POSレジに設置するディスプレーを利用したレジ広告、店内ポスター、ブックカバー、しおりへの広告掲載、購入商品用の袋に封入するチラシ広告や商品サンプリング、店内のイベントスペースを使ったイベントを実施する。
価格は、全10店舗に60秒以内の映像を配信する場合で140万円(税抜き)。同社は、2011年度で3億円の売上を見込んでいる。
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