カシオ計算機が12日発表した2010年3月期の連結決算は、最終損益が209億円の赤字(前の期は231億円の赤字)と、2期連続の最終赤字だった。海外でデジタルカメラの販売が不振だったほか、携帯電話機事業では北米向け端末に不具合が見つかり出荷が遅れたため。
11年3月期は売上高が前期比12%減の3750億円、最終損益が70億円の黒字の見通し。赤字の携帯事業と中小型液晶事業が連結対象から外れるため減収となるが、採算は改善。デジカメ事業も黒字転換を見込む。
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