印刷会社や素材メーカーなどが無線識別(RFID)タグ関連の新製品を相次いで投入する。日立化成工業は日立情報システムズは、従来に比べて大幅に小型化した金属対応RFIDタグ「金属対応小粒タグ」の開発に成功、8月に発売する。
富士通フロンテックはCD―ROMやDVDを管理するRFIDタグを2011年2月に発売する。RFIDが流通、物流分野から作業現場まで採用が広がっており、用途別の製品投入が活発化している。
日立化成などが開発した「金属対応小粒タグ」は、サイズが4×6×3ミリメートルと、従来品(52×13×3ミリメートル角)と比べて大幅に小型化した。周波数2・45ギガヘルツ(ギガは10億)帯のRFIDタグを使用し、小型工具などへの取り付けや埋め込みが可能とした。
日刊工業新聞
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