DICは12日、2011年3月期の連結純利益が前期比3.9倍の100億円になる見通しだと発表した。中国や東南アジア市場で家電向けの合成樹脂製品の販売の拡大が続く。主力のインキ事業は欧米での需要が回復、国内外での構造改革の効果も出そう。営業利益は26%増の350億円で、昨秋発表した中期経営計画を50億円を上回る。
同日発表した10年3月期連結決算は、売上高が前の期比19%減の7578億円。海外子会社の構造改革費用がかさみ、純利益は4%減の25 億円だった。
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