2009年12月18日金曜日

コニカミノルタのカラーデジタル複合機がBLI大賞を取得

コニカミノルタのbizhub C360/280/220が、「優れたA3幅カラーデジタル複合機」として米国Buyers Laboratory Inc. (BLI)の秋季「選択大賞」を受賞した。

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聯想がモノクロ電子写真プリンタLJ3600シリーズを発表

LenovoがSMBミッドレンジ・ハイエンドオフィス/商務ユーザー向けのモノクロ電子写真プリンタLJ3600シリーズを発表した。印字スピード30ppmで、LJ3600D(両面印刷機能標準搭載)、LJ3650DN(両面印刷機能、ネットワーク対応機能標準搭載)など、ユーザーのニーズに応じて選択肢を提供する。

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キヤノン対応カートリッジ、非純正品の販売中止で和解

キヤノンが、自社製プリンター対応の非純正インクカートリッジを販売中の東京都と埼玉県の5社に対し、特許権の侵害に当たるとして販売差し止めなどを求めていた訴訟は、東京地裁(清水節裁判長)で17日、5社が今後販売しないことなどを条件に和解が成立した。

キヤノンによると、5社はCallen、G&G、OHMのシリーズ名で計28種類の非純正インクカートリッジを、純正品よりも安い価格で販売している。キヤノンが今年1月に提訴。「今後も健全な事業展開のため、他社に対し知的財産権の尊重を望む」としている。キヤノンのインクカートリッジをめぐっては、使用済みの純正品本体に穴を開けて内部を洗浄し、他社製インクを注入したリサイクル製品を販売していた業者に販売差し止めを命じた最高裁判決(2007年11月)が出ている。

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「リコー製品のここが知りたい」に新開発バイオマストナー「開発編」を掲載

株式会社リコーの公式サイトに新開発バイオマストナーの開発に関する記事が掲載されている。(以下記事抜粋)
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複合機のトナーとして初めてimagio MP 6001GPに搭載されたバイオマストナー*は、環境負荷を低減する画期的なトナーとして注目を集めている。実現できたのは、バイオマストナーの原料となる樹脂の提案と選定から、トナーそのものの開発、実際の複合機への搭載、トナーの生産工程まで、地道な技術開発に取り組んできた開発スタッフがいたからだ。彼らはどんな思いで取り組んできたのだろうか?

*バイオマストナー: 化石資源を除く、再生可能な生物由来の資源を樹脂に使用しているトナーのこと。
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富士ゼロックス、損保業界向けに物流など帳票管理の一貫サービス提供

富士ゼロックスは12月17日、損害保険会社が顧客満足度の向上や新保険法に対応するための業務を支援するビジネス・プロセス・アウトソーシング・サービス(BPO)の提供を本格的に開始したと発表した。

新サービスは、保険商品ごとに異なる帳票の統一による効率化を目指した帳票再設計、帳票の版下管理と物流管理、帳票のオンデマンド印刷と発送業務、帳票発送の一元管理による定期的な運用状態の確認などを行う。
保険会社はこれらの業務を富士ゼロックスに委託することで印刷や在庫・物流関連の業務コスト削減、発送業務の効率化などの効果が期待できる。これで帳票管理や発送業務などの非コア業務を軽減し、コア業務でリソースの有効活用を図れるようになる。
今後は書類受領・管理プロセスも加え、帳票設計・作成・管理から発送・受領、返信書類の不備チェックまで一連の業務を請け負うアウトソーシング・サービスとして提供する。

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京セラミタ、米パントン社からカラー複合機4モデルがPANTONEカラー準拠製品として認定

カラー複合機「TASKalfa(タスクアルファ) 500ciシリーズ」の4モデル
色見本の業界基準、PANTONE(パントン)(R)カラーに準拠した製品として認定

京セラミタが製造、販売するカラー複合機「TASKalfa 500ciシリーズ」の4モデルが、世界のカラー基準の権威であるパントン社(本社:アメリカ ニュージャージー州)より、PANTONE(R)カラーに準拠した製品として認定された。
パントン社は、色見本の世界的な業界基準である「パントンカラーマッチングシステム」を、デザイン業界や印刷業界など様々な分野に提供する「色の権威」とも言える企業。この認定は、パントン社により「TASKalfa 500ciシリーズ」について厳しいテストが実施され、色の再現性が高いレベルにあることが確認されるとともに、カラー印刷時の品質を損なうことなしに、ビジネス向けの印刷物を出力するのに最適な製品であることが証明されたことになるとされている。

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2009年12月17日木曜日

アトランタのProGraphics Communications社がHP Indigo Press 5500を導入

米HPの発表によると、アトランタのProGraphics Communications社がHP Indigo Press 5500を導入した。同社ではオフセットクオリティの高品質印刷により新しいビジネス機会を見込んでいる。

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アドビシステムズ社、2009年会計年度他の業績を発表

Adobe Systems Incorporatedは、12月16日、2009年度第4四半期(2009年8月29日から2009年11月27日)及び2009年会計年度(2008年11月 29日から2009年11月27日)の決算結果を発表した。厳しい会計年度を締めくくるにあたって、「顧客需要の改善」を確認できたと述べている。
2009年度第4四半期の売上は、7億5730万米ドル。GAAPベース営業利益は 1億5360万米ドルで、GAAP上の営業利益率は20.3%だった。GAAPベース純損失は3200万米ドル、GAAPベース希薄化後1株当たりの損失は、期間中の加重平均発行済株式数5億3200万株に対し、0.06米ドルだった。なお、2009年度第4四半期の業績には、アドビシステムズ社によるOmniture社の買収の影響が含まれる。
2009年会計年度の売上は、29億4600万米ドル。GAAPベース営業利益は6億9050万米ドルで、GAAP上の営業利益率は23.4%だった。GAAPベース純利益は3億8650万米ドルで、GAAPベースEPSは0.73米ドルだった。

そのほかの数値データ:
* Adobeの全世界での従業員数は8660人で、2008会計年度終了時点の7544人から増加した。
* Adobeの第4四半期における売上高の地域別内訳は、南北アメリカが47%、EMEA(欧州、中東、アフリカ)が32%、アジアが21%だった。

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サムスンが中国瀋陽、深圳で消耗品偽造品の取り締まりを実施

全国範囲での偽造消耗品一掃の活動の展開の中で、サムスンの特定グループが公安機関、関連部門と協力して偽造品市場への整備力度を強化している。先月の鄭州、杭州、重慶を継き、近日、瀋陽、深圳の市場でサムスンブランドの消耗品生産、販売拠点が摘発された。偽造・品質が劣悪なサムスン消耗品の氾濫を抑制した。

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ミマキエンジニアリングが高速・高画質 ダイレクト昇華/昇華転写インクジェットプリンタJV5-320DSを来年早々出荷開始

ミマキエンジニアリングは、幅3.2mまでのポリエステル生地へのダイレクト昇華プリントと転写紙への昇華転写プリントを高速・高画質で実現する国内最大級のインクジェットプリンタ:JV5-320DSを2010年1月8日より出荷開始する。

JV5-320DSは、既に販売されているJV5-320Sの優れた特長を継承し、大型ソフトサインの制作ニーズにお応えするダイレクト昇華インクジェットプリンタ。プリント時にインクが裏抜けしやすいというポリエステル生地の特性に配慮し、新たにインク受け溝を搭載。これによりプリント時に裏抜けするインクを処理することができ、素材の裏地が汚れるのを防ぐ。また新たに搭載された乾燥ファンにより、プリント後の裏抜けインクを素早く乾燥させ、メディア巻取り時の貼り付きを防ぐ。加えてインクミスト除去機能も新しく備え、プリンタの稼動安定性が更に向上した。最高プリント解像度は1,440dpi、プリント速度は中距離サイン用(540×720dpi)では62m²/h、近距離サイン用 (540×1,080dpi)で44m²/hの高速プリントを実現。インクは発色性に優れたSb52インクが用意され、2リットルアルミパックによるインク供給が可能なMBIS(ミマキバルクインク供給システム/オプション)により、インク切れの心配のない長時間連続無人プリントと優れたインクコストが実現される。また転写紙を介さないダイレクト昇華プリントにおいては、昇華転写プリントを上回るシャープなプリントエッジにより、ソフトサインの仕上りと付加価値を高めるとともに、転写紙の廃棄処分に要する手間とコストの削減効果を発揮することができ、メリットと環境対応の両立を実現する。

同社では、国内最大級となる幅3.2mでのダイレクト昇華プリントを高速・高画質で実現するJV5-320DSを1,500万円(税別)でご提供することにより、お客様のオンデマンド制作をサポートする、としている。

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ブラザー、A4カラー複合機、電子ペーパーなど4件において“iF Product Design Award 2010”を受賞

ブラザー工業は、今年発売の「ブラザー ドキュメントビューワ」や、
その他A4カラー複合機など海外発表の製品計4件において、ドイツの国際的なデザイン賞である
”iF Product Design Award 2010(iF賞)”を受賞した。
A4カラー複合機
MFC-9320CW(海外モデル) A4カラープリンタ
HL-3070CW(海外モデル) 電子ペーパー
ブラザー ドキュメントビューワ SV-100B

iF賞は、ドイツ・ハノーバー工業デザイン協会(iF – International Forum Design Hannover)が主催・選定機関となり、1953年から毎年、全世界の優れたデザインを選定する、国際的に権威あるデザイン賞の一つです。造形や外観の美しさのみならず、機能性、環境対応など多様な基準をクリアしたiF賞の受賞製品は、国際的に高い評価を獲得。
第57回目となる2010年度は世界39カ国から2486点の応募があり、当社としてはおととしから3年連続の受賞、累計受賞件数は今回の4件を合わせ20件となった。

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中国国家商務部:通年オンラインショッピング消費、2600億元以上を予測

2009年12月1日、商務部商貿服務司の邸建凱司長は、2009年通年のオンラインショッピング消費が2600億元(約3兆3072億円)を上回るとの予測を明らかにした。
なお、2009年第1―3四半期のオンラインショッピング消費総額は前年同期比90%増加の1689億元(約2兆1484億円)に達している。
邸建凱司長は、「オンラインショッピングは消費拡大における重要な業態の一つである。商務部はオンラインショッピング市場を重視している。Eコマース政策を整備し、中国全土でモデル企業を設立することで業界全体のレベル向上を図り、オンラインショッピング取引環境を改善する方針。」と述べた。
商務部によれば、すでに「Eコマースモデル規範」と「オンラインショッピングサービス規範」を策定しており、現在は「オンラインショッピング商品配送サービス規範」を策定中とのこと。

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アグフアが2009年度ベルギー日本輸出大賞を受賞

日本アグフア・ゲバルト株式会社と在日ベルギー・ルクセンブルグ商工会議所は、アグフアの現像レスプレートの:Azuraが在日ベルギー・ルクセンブルグ商工会議所(BLCCJ)より2009年度日本輸出大賞を受賞したことを発表した。日本輸出大賞は、ベルギー・ルクセンブルグから日本への製品やサービスの輸出、日本国内における輸入・流通で最も成功を収めた企業に2年に1度与えられる大賞。

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2009年12月16日水曜日

ゼロックスのトナー不足はクリスマスまでに解消

BPIF(英国印刷工業組合)によると、Xeroxのトナー不足がXerox 700ユーザーに打撃を与えているが、クリスマスまでには解消されるという。Xerox 700用のトナー不足はこの数週間世界的に多くの印刷業社の間で問題となっており、中には7日間稼動できずに居る業者もあり、ビジネス上打撃を受けている。
ゼロックス側ではこの需要の問題について詳しく事情を述べていないが、短期的な問題としている。BPIFのインタビューに対し、同社はこのトナー不足は今月25日までに解消され通常に戻る、としている。

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ノーリツ鋼機、北米子会社がLucidiom Inc.(北米)の買収完了

ノーリツ鋼機の100%出資の子会社であるNoritsu America Corporation が、「イメージング事業におけるソリューションプロバイダーへの変革」を実現するための一環として平成21年3月2日にLucidiom Inc.(本社:米国バージニア州以下「ルシディアム社」という。)を買収し孫会社とする方向で協議を開始する旨、公表していたが、平成21年12日15日に買収が完了しルシディアム社はノーリツ鋼機の孫会社となった。

ノーリツ鋼機は、ミニラボ(写真処理機器)及びそれら関連機器のリーディングメーカーとして商品開発を行っており、販売・サービスの独自チャネルをグローバルに構築することで、その商品は180カ国以上で使用され、フォトビジネスを拡大させている。
ノーリツアメリカは、北米全域でノーリツ鋼機が製造する商品の販売及びサービスを担い、同様に小売業界を中心にフォトビジネスの発展に寄与するとともに、消費者に独創的な商品やサービスを提供している。

ルシディアム社は、19カ国言語に対応したデジタルプリント受付端末機(以下「受付端末機」という。)をはじめ、業務系のシステム、ソフトウェアツール、インターネットオンラインシステムなどを提供おり、特に受付端末機や写真のオンラインサービスにおけるマーケットリーダーであり、また受付端末機は世界20カ国以上に57,000台を展開しているリーディングプロバイダー。ルシディアム社の柔軟性のある独自のデジタルプリントシステムは、プリントショップやオンラインビジネスで多くの支持を得おり、消費者は、ルシディアム社が提供するサービスを通じて気軽にプリント出力を行うことができるとされている。

今後は、両社の技術を融合し進化させ、プリントビジネスのさらなる発展をめざす意向。

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デジタル印刷で売上高3000億円 富士ゼロックスが成長戦略 

富士ゼロックスは15日、デジタル印刷を中心とする「プロダクションサービス事業」で、2014年3月期に売上高3000億円を目指すことを盛り込んだ新成長戦略を発表した。営業強化やソフトウエア開発を通して、国内を中心にビジネス拡大を図るという。
富士ゼロックスによると、プロダクションサービス事業は08年度の総売上高1兆778億円のうち約13%に当たる1348億円を占めている。成長戦略では構成比率を30%に上げることも盛り込んでおり、印刷関連会社だけでなく、一般企業へのアプローチを強めることでシェア拡大を目指す。

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リコー、「GR DIGITAL III」など3モデルがiFデザイン賞を受賞

リコーは15日、同社のコンパクトデジタルカメラ3機種がデザイン賞「iF product design award 2010」を受賞したと発表した。
iFデザイン賞は、ドイツのiF International Forum Design GmbHによって運営されている国際的なデザイン賞のひとつ。今回受賞したのは、1996年に発売されたコンパクトフィルムカメラ「GRシリーズ」の伝統を継承する高画質コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」、広角・高倍率ズームをコンパクトボディに搭載した「CXシリーズ」の「CX1」、「CX2」。
なお、「iF product design award 2010」では、世界中から2,486件の応募があり、778件が受賞している。


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2009年12月15日火曜日

富士ゼロックス、ハイエンドプロ市場向けカラー・オンデマンド・パブリッシング・システム2機種を発売

アプリケーションの付加価値向上を実現しプロダクションカラープリンティング市場を牽引

富士ゼロックスは、プロダクションカラープリンティングのハイエンドプロ市場向けに、カラー・オンデマンド・パブリッシング・システム「Color 1000 Press/Color 800 Press(カラー1000プレス/カラー800プレス)」を2010年1月29日から順次発売する。
Color 1000 Press/Color 800 Pressは、バリアブルプリンティングによる付加価値向上とアプリケーションの拡大に求められる高画質、高生産性、安定性・信頼性のさらなる向上を実現。
それぞれA4判で毎分100枚、80枚の出力が可能。高画質のトナーを採用して出力可能な色空間を拡大した。黒などの基本4色のほかに、透明な「クリアトナー」も使い、光沢ある表紙の印刷などをできるようにした。

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