2011年11月22日火曜日

パイオニア、デジタルフォトフレームに7型追加 音にもこだわり

パイオニア(6733)は12月上旬、写真を音と一緒に楽しめるデジタルフォトフレーム「HAPPY FRAME」シリーズの7型液晶タイプを発売する。臨場感や広がりのある音を楽しめるスピーカーを搭載した。写真に合わせ、小鳥のさえずりや波の音など内蔵された10種類のヒーリングサウンドや自分で入れた好きな音楽を再生して楽しめる。

 スライドショーの表示方法を17種類の中から選んだり、写真をスケッチ風やセピア色などに変えて再生することもできる。インテリアに合わせて縦置き、横置き、壁掛けできる。ハイビジョン動画の再生にも対応した。

 記憶容量は2ギガ(ギガは10億)バイト。ブラック、レッド、ホワイトの3色をそろえた。店頭想定価格は1万2800円。全国の家電量販店などで販売する。〔日経QUICKニュース〕

コクヨ、中国ノート最大手を買収 来夏にも

コクヨは来夏にも、中国のノート最大手の何如文化用品(深セン)を買収し、同国文具市場に本格参入する。年1億3千万冊の生産能力と中国全土の販売網を手に入れ、ノート以外の文具の販売にもつなげる。同社はインドでも文具大手を買収したばかり。国内の文具市場は少子化で縮小しており、M&A(合併・買収)で海外開拓を急ぐ。

日経新聞

米HP純利益91%減 8~10月期、リストラ費用かさむ

IT(情報技術)大手の米ヒューレット・パッカード(HP)が21日に発表した8~10月期決算は、売上高が前年同期比3%減の321億2200万ドル(約2兆4700億円)、純利益が同91%減の2億3900万ドルだった。パソコンなどの販売が落ち込み、独自基本ソフト(OS)を搭載した製品からの撤退に関わるリストラ費用もかさんだ。

 リストラ費用などを除いた実質1株利益は1.17ドル(前年同期は1.33ドル)となり、市場予想の1.13ドルを上回った。

 部門別売上高はパソコンが2%減の101億1800万ドル、サービスが2%増の92億8100万ドル、プリンターが10%減の63億2100万ドルだった。営業利益はパソコンやソフト部門では増えたが、二本柱であるサービスとプリンター部門はそれぞれ20%以上減少した。

 11~2012年1月期の実質1株利益は0.83~0.86ドル(前年同期は1.36ドル)になる見通しで、市場予想の1.11ドルを下回る。同日のアナリスト向け電話会見でメグ・ホイットマン最高経営責任者(CEO)は「11年10月通期は景気の先行きが不透明だった。12年10月通期も引き続き慎重な見方をしている」と述べた。


日経新聞