2010年1月22日金曜日

北京:1人あたりGDP1万ドルを突破

2010年1月21日、北京市統計局によると、2009年北京市GDP(域内総生産)が1兆1865億9000万元に達し、前年比10.1%増加した。
北京市常住人口の1755万人で計算すると、一人あたりGDPは10,070ドル(約90万円)となる。北京市統計局于秀琴副局長は、「世界銀行の基準に従い、北京市は中級発達都市になった」と宣言した。
なお、中国国内では北京のほか、深セン市、上海市が一人あたりGDP1万ドル超えを果たしている。

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中国経済:本格的な経済回復が明らかに

2010年1月21日、中国国家統計局は2009年第4四半期の経済指標データを発表した。
 統計局の馬建堂局長が、「国内経済の増加速度が明らかな鈍化した局面を打開し、いち早く経済全体回復を実現した」とコメントした。
中国の2009年通年国内総生産(GDP)は33兆5353億元(約448兆7023億円)を実現し、前年比8.7%増加した。また、2009年第4四半期の中国GDP成長率は10.7%に達し、専門家は、2010年の経済成長は2009年を上回る可能性があると見ている。一方で、不況下からの回復による、「経済過熱」懸念も高まっている。
 なお、2009年通年消費者物価指数(CPI)は前年比マイナス0.7%、卸売物価指数(PPI)は前年比マイナス5.4%。ただし、12月単月では、CPIが1.9%成長、PPIは1.7%上昇した。

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ゼロックス、10~12月期は大幅増益

事務機器大手ゼロックスが21日発表した2009年10~12月期決算は、コピー機などの事務機器の販売低迷を受け、売上高が前年同期比3%減の42億1900万ドルだった。ただ、純利益はコストや支出の削減が寄与して1億8000万ドルとなり、100万ドルだった前年同期から大幅に増加した。

ーンズ最高経営責任者(CEO)は決算資料の中で「より持続的な景気回復が見られるまで、売り上げに下押し圧力がかかるだろう」と述べた。ダウ・ジョーンズ通信によると、同社は2億5000万ドルのコスト削減を目指し、2010年1~3月期に従業員2500人の人員削減を行うと決算説明会で発表したという。

10~12月期の特別項目を除く1株利益は0.25ドルと市場予想(0.22ドル)を上回った。決算と併せて発表した2010年1~3月期と10年12 月期通期の特別項目を除く1株利益見通しは、それぞれ0.11~0.13ドル、0.75~0.85ドルと、中心値(0.12ドル、0.80ドル)がともに市場予想(0.11ドル、0.70ドル)より大きかった。

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2010年1月21日木曜日

中国、2009年通年のGDPは8.7%増、CPIは0.7%減

1月21日、国家統計局は2009年の経済データを発表した。2009年通年の中国のGDPは8.7%増、CPIは0.7%減となった。「保八」の目標を実現して、中国経済は好転傾向が続いている。また、第4四半期のGDPは10.7%増であり、12月のCPIは1.7%であった。

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ニコン、マレーシア社への資本参加でデジタルカメラ事業を強化

ニコン は19日、マレーシアNotion VTec Berhad(Executive Chairman:  Mr. Thoo Chow Fah,  Selangor Darul Ehsan, Malaysia 以下、Notion社)との協力関係を強化させるため、Notion社への資本参加を行うと発表。今後は、Notion社の保有する機械加工技術の活用を通し、より競争力の高いデジタルカメラを安定的に供給する体制を整えことで、益々競争が激しくなるデジタルカメラ市場において、さらなるプレゼンスの強化を図る。

 デジタルカメラの普及が進む中、市場に高品質の製品を安定的に供給するため、生産の基幹技術である精密機械加工の技術の確保はますます重要となってくる。Notion社は、機械加工分野で高度な技術・豊富なノウハウを保有し、これまでも同社とは交換レンズ用の機械加工部品供給をはじめとした幅広い取引関係を持ってきた。このような状況のなか、競争力のあるデジタルカメラや交換レンズを、より安定的に市場投入するため、Notion社との協力関係を強化・拡大するという。

 一方、近年の円高傾向は、事業収益に大きな影響を及ぼしており、海外調達により為替リスクを低減させることは、メーカーにとって重要な課題となっている。さらに、 デジタルカメラ市場の厳しい競争状況において、更なるコスト削減も必至となっている。このような状況の中で同社は、これら為替リスクの低減やコスト削減といった課題をクリアし、同社のデジタルカメラ事業を一層強化する目的で、今回の資本参加を決定した。

 今後も同社は、Notion社との協力関係の強化を通じて、高度な精密機械加工技術を活用した競争力のある製品の更なる安定的市場投入と、事業拡大を推進 してゆきたいとしている。

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ゼロックスのトナー供給不足は未だ解決せず

printweek.comの記事によると、印刷業者がXerox 700のトナーの供給不足で未だ問題を抱えているという。BPIF(英国印刷工業組合)では、この問題はクリスマスまでには解決するとしていた。
クリスマス以前にPrintweekにトナー不足の問題を伝えていた印刷業者のうち数社はクリスマスを過ぎてトナーが届いたとしているが、未だ問題はあるようだ。一方でゼロックスの担当者はこの問題は「改善された」とコメントしている。「クリスマス前の発注残は13%程度。天候による問題はあったが、入荷待ちの期間は短縮されている。今月末には問題は解消される見込み。」と加えた。

ゼロックスの担当者は依然として、この問題は主に需要増によるもので、PrintWeekの最初の記事を見た印刷業者からの発注が殺到したことも現在の問題の一因であるとしている。印刷業者の中には、実際供給側の受発注および納品管理状況に問題があるというものもある。
BPIFのテクニカルサービス部門のPeter Vincent氏は、「ゼロクスは問題の正確な数字を提供できておらず、問題の原因は以前明確ではない。クリスマス前には解消されるという報告をそのまま受け止めていたが、実際状況を見守るしかない。」とコメントした。


参照記事printweek.com
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エプソン、印刷管理ソフトウェア「Offirio SynergyWare PrintDirector」最新版を発売

エプソンは1月20日、印刷管理ソフトウェア「Offirio SynergyWare PrintDirector Ver.1.5」を2月17日から販売すると発表した。

Offirio SynergyWare PrintDirectorは、オフィス内などに配置されたプリンタをネットワーク上で管理するソフトウェア。ユーザーごと、プリンタごとの印刷枚数の把握や、印刷枚数制限といった出力の管理、プリンタの消耗品使用状況や稼動状況といった機器の管理をリモートで一元的に行える。消耗品の使用頻度、用紙の使用量などを管理することで、印刷コストを削減できるほか、「いつ、誰が、何を」印刷したかを把握できるため、紙媒体からの情報流失を抑制できるとしている。また、集計表のレポート出力機能により、プリンタ管理者の管理工数を削減できるという。最新版となるVer.1.5では、ActiveDirectoryとのLDAP連携機能に対応し、PrintDirector独自のユーザー情報データベースのメンテナンス工数が大幅に削減できるようになったという。

税別標準価格はソフト単体が15万円、1年間サポート契約付きのトータルバリューサポートセットが17万円。

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ブラザーの電子ペーパー端末に実売10万円の廉価版

ブラザーの業務用電子ペーパー端末の廉価版が発表された。Bluetooth通信機能などを省き、実売価格を10万円前後に抑えた。

 ブラザー工業は1月20日、電子ペーパーを採用した携帯型ディスプレイ端末の廉価版「ブラザー ドキュメントビューワSV-70」を2月20日に発売すると発表した。オープン価格で、実売価格は10万円前後。

 A4サイズの書類をデータ化して持ち歩くこと想定した業務用端末。昨年発売した電子ペーパー端末「SV-100B」(実売14万円前後)からBluetooth通信機能やmicroSDカードなど一部付属品などを省き、価格を抑えた。

 基本機能はSV-100Bと同じで、表示部は9.7インチ(150dpi)のモノクロ4階調表示。2GバイトのmicroSDカードにA4書類約 1万枚分のデータを収録でき、128ビットAESによる暗号化に対応している。メンテナンス現場でのマニュアル参照や、弁護士・税理士など大量の書類を軽量・セキュアに持ち歩きたいユーザーがターゲット。

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キヤノン、バイオマス素材を採用したA3モノクロレーザープリンタを発表

キヤノン株式会社とキヤノンマーケティングジャパン株式会社は1月20日、環境性能を高めたA3モノクロレーザープリンタ「Satera LBP8630/8620/8610」の3機種を発表した。1月下旬より出荷する。

新製品はいずれも、植物由来成分のバイオマスプラスチックを本体の操作ボタンに採用したほか、100%リサイクル材を本体・フィーダーの一部に採用し、環境負荷を低減したのが特徴。
性能面では、新開発したエンジンを採用し、LBP8630では従来の35枚/分から37枚/分へ、LBP8620では30枚/分から32枚/分へ、 LBP8610では25枚/分から27枚/分へ印刷速度を向上した。操作面では、従来の1行から5行に表示部を拡大した「ワイドLCDパネル」を採用。視認性を高めるとともに、アニメーションで作業手順をガイドすることで使いやすさを高めている。

メンテナンス面では、ネットワークを利用してプリンタの状態を自動検知する遠隔監視システム「NETEYE(ネットアイ)」に対応するほか、トナー残量の情報を事前登録されたメールアドレスへ通知する新サービス(4月開始予定)もサポートする予定。

価格は、LBP8630が14万8000円(税別)、LBP8620が12万8000円(同)、LBP8610が10万8000円(同)。

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2010年1月20日水曜日

日本オセ、オールインワンのカラー広幅複合機「Oce ColorWave 300」など発売

同時に、モノクロ広幅複合機、プリントマネンジメントソフトウェアの新製品も投入

日本オセ株式会社は、オールインワンのカラー広幅複合機Oce ColorWave 300(オセ カラーウエイブ サンビャク)と、モノクロ広幅複合機Oce PlotWave 300(オセ プロットウエイブ サンビャク)、広幅プリンタ用の高機能なプリントマネンジメントソフトウェアOce Repro Desk Studio(オセ リプロデスク ステゥーディオ)の3製品の出荷を、19日開始した。

日本オセは、これらの3製品に加え、従来機であるハイエンドのカラー広幅プリンタOce ColorWave 600にスキャナを統合した大判複合機システムの販売も開始、主力製品群を一新して、市場での大幅なシェア拡大を目指す。

◆Oce ColorWave 300

Oce ColorWave 300は、モノクロのスピードとカラーの表現力、使い易さと効率性を併せ持つ、大判ユーザー向け初の本格的なオールインワンの広幅複合機。ボタンひとつの操作(スクロールとクリック)でスキャン/コピーのテンプレートの選択ができ、複雑な設定でも簡単な操作で処理できる。用紙サイズ、補正、スキャン、プリント速度の調整などがすべて自動で最適化されるため、ユーザーは最低限の操作で効率的に、高品質なプリント・スキャン・コピーを実現できる。
<Oce ColorWave 300の特徴>
スキャナとプリンタを一体型にすることによって、省スペース・省エネを実現。
USBポート搭載: USBメモリーから直接図面をプリント、もしくはUSBに直接スキャンファイルを保存可能。
高い印刷品質と高速性の両立: Oce Dynamic Switching Technologyにより、描画データのラインコンテンツとエリアコンテンツを認識、出力図面に応じた描画品質とプリントスピードの最適化を自動で行う。
Oce Color Image Logicによるカラー・モノクロスキャンの高性能な自動補正
ウェブベースで簡単にジョブを送信でき、システムを一元管理することが可能



価格と出荷時期(日本市場向け) 及びスペック

 Oce ColorWave 300 
  価格:2,780,000円 (税別)から  
  販売開始:19日から
  スピード モノクロ:41秒/A0、カラー:63秒/A0
  プリント解像度True:600dpix600dpi
  外形寸法  1978mm×786mm×1280mm

 Oce PlotWave 300
  価格:1,840,000円 プリンタ 2ロールモデル(税別)
      2,780,000円 マルチファンクション 2ロールモデル(税別)
  販売開始19日から
  スピード 2.3枚 A0/分
  プリント解像度True:600dpix1200dpi
  プリンタ外形寸法 1495mmx1527mmx800mm

 Oce Repro Desk Studio
  価格:295,000円 (税別)から  
  販売開始:19日から

※これらの製品は国外市場でも順次国発売される。

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中国:2009年オンライン決済総額5700億元、前年比110%増加

2010年1月19日、中国インターネットセンター(CNNIC)の発表によると、2009年中国インターネットユーザーのオンライン決済サービス利用率は24.5%に達し、利用者数は9406万人、2008年末から80.9%の大幅増加となった。
支払われた金額は5700億元(約7兆5525億円)以上で前年比110%増、増加幅は5年連続で100%を超えた。
CNNICの分析によると、近年の中国オンライン決済業務の急速な発展は、オンライン決済企業との連携を推進した結果、ネット上で決済を行うことができる商品、サービスが急激に多様化していることが要因とのこと。

CNNICホームページ

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中国の外貨準備増加は為替変動が一因 国家外為管理局がコメント

中国国家外為管理局(SAFE)は19日、中国の外貨準備高が昨年4530億ドル増加したことについて、為替変動による影響が一因だとし、投機筋からの資金流入だけが原因ではないとの見解を示した。

SAFEはウェブサイトに掲載した声明の中で、中国の貿易収支および海外直接投資の合計と外貨準備の増加幅に格差があることは、ホットマネーの流入ですべてが説明できるとのメディア報道を否定、「単なる引き算を行ってその格差は説明できないと指摘したり、それがホットマネーによるものだと決めつけることは断じて正しくない」と批判した。

一方で、貿易や投資の形を装って中国に投機的なマネーが流入していることは認識していると指摘。さらに、ドル金利の低さが中国への資金流入を促している、との見方を示した。そのうえで、中国は人民元の交換性を拡大し、個人や機関投資家による海外投資の機会を増やす必要がある一方で、資本コントロールを継続する必要もある、との認識を示した。

SAFE
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2010年1月19日火曜日

広達電脳:重慶に生産工場建設

18日、ノートパソコン生産量世界一を誇る台湾のパソコンメーカー、広達電脳(クアンタ)の重慶工場建設調印式が挙行された。
広達電脳の関係者は「広達はこれまで10年以上、中国大陸に2ヵ所しか工場を有していなかった。第3の生産基地建設については非常に慎重な立場を取っていたが、様々な角度から評価分析を行った結果、重慶市が巨大な発展潜在力を持つと判断、今回の決断に至った。」と説明した。
重慶にはすでにヒューレットパッカード、フォックスコン、シスコ、インベンテックの工場が存在する。
重慶市の黄奇帆市長代理は「広達と重慶が手を携えて中国大陸第3の製造基地建設を進めていくことは、重慶のノートパソコン製造能力拡大の強力な支持となる。」と述べている。

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中国:新たなソフトウェア、IC産業優遇政策を近く国務院へ提出

2010年1月18日、情報筋によると中国工業情報化部、発展改革委員会、財政部は「ソフトウェア産業とIC産業発展支持をさらに推進する為の若干政策」の制定を終え、近日中に国務院に提出するとのこと。
国務院は2000年に「ソフトウェア産業とIC産業発展支持推進についての若干政策」を発表し、ソフトウェア、IC産業への優遇政策を実施している。
現在政策実施の期限が迫っており、業界からは新政策を求める声が上がっている。
中国工業情報化部関係者は「従来の政策は税金の返還など、1企業に限定された優遇措置しか採られていなかったが、新政策は業界全体の発展を重視したものとなるだろう。」とコメント。

OKIデータ、純正リサイクル・トナーカートリッジの販売を開始

~地球環境に関心の高い企業ユーザや官公庁向け販売を強化~

OKIデータは、同社でははじめて、環境に配慮したリサイクル・トナーカートリッジ「Grow the future(グロー・ザ・フューチャー)トナー」(以下、GFトナー)の販売18日より開始する。GFトナーは、同日発売の新商品A4カラーLEDプリンタCOREFIDO C610dn、C711dn向けに、2010年2月上旬より出荷が開始される。

今回販売開始されるGFトナーは、同社が1999年よりスローガンとして掲げている、「“Grow the future”LED技術を育み、地球に緑を。」の“Grow the future”のコンセプトにより”回収・リフィル・リサイクル”を前提とした、純正リサイクル・トナーカートリッジ。従来のトナーカートリッジ(非リサイクル)よりも10%安価での提供を実現した。同社では今後、供給体制と販売体を強化、対応機種を拡充する。

GFトナーは、従来商品の品質を保つリサイクル・トナーカートリッジとされている。使用済トナーカートリッジの回収・再利用はメーカーが行う。また、「GFトナー」とは別商品として従来のトナーカートリッジ(非リサイクル)も販売され、ユーザーの意向により選択が可能となる。

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OKIデータ、カラーLEDプリンタ用薄口用紙「エクセレントペーパー」を発売

OKIデータは、COREFIDO(コアフィード)シリーズのA4カラーLEDプリンタ C610dn、C711dn およびA3カラーLEDプリンタ C810dn、C810dn-T、C830dn でのプリントに最適な薄口用紙「エクセレントペーパー」を18日より発売した。

新商品「エクセレントペーパー」は、オフィスでのビジネス文書の印刷に最適な厚み(64g/m2[55kg紙])の薄口用紙で、同社LEDプリンタの対応機種で使用することにより、十分なプリント品質を保証する用紙とされている。通常、薄口用紙をプリントする際は用紙のカール(反り)が発生しやすく、両面印刷時の用紙搬送性が低下したり、大量枚数出力で排紙口のスタック性が落ちることがあった。今回販売開始となる「エクセレントペーパー」は、同社LEDプリンタとの相性が良いことから、一般の薄口用紙よりも印刷後のカール量が低減しており、これにより印刷後も用紙がかさばらず、効率のよいファイリングや見栄えの良い提案資料の出力が可能となった。

「エクセレントペーパー」はカラーLEDプリンタの性能を最大限に発揮した高いプリント品質を保証する用紙となっており、求めやすい価格にて販売となる。また、今後COREFIDOシリーズをはじめ順次対応機種を増やす。

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OKIデータ、5年間無償保証のA4カラーLEDプリンタ「COREFIDO」

環境活動への取り組み状況も発表

株式会社沖データ(以下、OKIデータ)は1月18日、オフィス向けプリンタ「COREFIDO(コアフィード)」シリーズに、A4対応のカラーLEDプリンタ「C610dn」「C711dn」の2機種を追加すると発表した。1月中旬より出荷を開始する。

製品コンセプトは、「エコでタフなA4カラーLEDプリンタ」。専用LSIの開発により、スリープ時の消費電力を約0.9Wとクラス最少を実現しているほか、エコマークやエナジースター、グリーン購入法など、各種基準に適合。また、同日発表された純正リサイクルトナーカートリッジ「GFトナー」にも対応している。また、250g/m2の厚紙に対応するなど、媒体対応力を強化。給紙面では、C711dnが最大1850枚、C610dnで最大1600枚に対応。大量に印刷する環境にも適応している“タフ”さを強調した。そのほか、C711dnでカラー約11.5円・モノクロ約2.7円、C610dnでカラー約11.6円・モノクロ約2.8円と低ランニングコストも実現。そのほか、COREFIDOシリーズの特長でもある5年間無償保証を、A4カラープリンタとしてはじめて提供している点も特長となっている。

同社代表取締役社長の杉本晴重氏は、「近年LEDに注目が集まっているが、OKIデータは30年前よりLEDに注目し研究開発を続けている。この LEDをプリントヘッドに採用したことで、高画質・高速化を実現したほか、シンプル化・コンパクト化も実現している。こうしたLEDの特長を生かしたのが、COREFIDOシリーズで実現した5年間無償保証。今回発表した製品では、さらに低消費電力化、高速プリントを実現している」と、長年取り組んできたLEDのメリットを強調した。

C711dn/C610dnともに、印刷速度はカラー34ページ/分・モノクロ36ページ/分。価格は、C711dnが14万8000円(税別)、C610dnが11万8000円(税別)。

発表会では、同社の環境への取り組みと新戦略も発表。同日発表された純正リサイクルトナーカートリッジ「GF(Grow the future)トナー」は、“回収・リフィル・リサイクル”を前提としたトナーカートリッジ。リサイクルを前提としたことで、非リサイクルトナーカートリッジと比べて10%安価で提供できるのが特長。

そのほか、カーボンオフセットプロジェクトとして取り組んでいるのが「愛のかまど活動」。これは発展途上国に対して、高効率燃焼かまどを設置することで、CO2排出を削減するという取り組み。薪や炭といった固形燃料を使用する国はまだまだ多く、こうした国に対して燃焼効率の高いかまどを設置することで、木材の伐採を半分以下に減らせるほか、女性の健康にも貢献できるのが特長となっている。同社は昨年11月から12月にかけ、プリンタの販売台数に応じて、愛のかまどを購入する活動を実施。「愛のかまど活動など、引き続きCO2排出削減、環境保全に取り組んでいく」と、積極的に環境活動に取り組む考えを示した。

製品情報
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2010年1月18日月曜日

京セラミタ、A3対応カラープリンタ「ECOSYS(エコシス) LS-C8500DN」を新発売

京セラミタ株式会社および、京セラミタジャパン株式会社は、A3対応高速カラープリンタの新製品「ECOSYS LS-C8500DN」を新発売する。

【製品について】
新製品は、A4ヨコでカラー毎分50枚、モノクロ毎分55枚の出力速度で、オフィスにカラードキュメントの高い生産性を提供する。
高画質を出力するため小粒径カラートナーを搭載し、外部へ配布用の業務資料の作成や、ポスターやパンフレットも美しく印刷することができる。さらにオプションの「ブックレットユニット」や「パンチユニット」を装着することで、製本やステイプル、パンチ穴など出力物を加工することができ、見栄えの良いカラー印刷物を簡単に作ることが可能。またアモルファスシリコンドラムをはじめとする長寿命化技術により、高い信頼性を実現するとともに、ランニングコストにおいても、フルカラー1枚当たり7円、モノクロ1枚当たり1円の低コスト(トナー価格より算出したA4用紙1ページ当たりの金額(ISO/IEC19798 標準原稿換算))を実現している。さらに消耗品は通常使用であればトナーのみで、消耗パーツの交換頻度も削減できるため環境負荷の軽減にも貢献するとされている。

【主な特長】
1.カラー毎分50枚の高速プリントにより、大量のドキュメントもスピーディに印刷
2.小粒径カラートナーによる高画質でカラー印刷の内製化を促進
3.高い環境性と経済性を両立する独自のエコシスコンセプト
4.便利なユーザボックス機能やUSBプリント機能を搭載
5.個人情報、機密情報の取り扱いにも安心のセキュリティ対策
6.EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合


 製品名        ECOSYS LS-C8500DN
 標準価格(税別) 498,000円
 販売開始時期   2月中旬
 販売予定(国内) 合計1,000台/年

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京セラミタ、A3対応高速カラー複合機「TASKalfa 552ci」を発売

京セラミタ株式会社および、京セラミタジャパン株式会社は、A3対応高速カラー複合機「TASKalfa 552ci」を新発売する。


【 新製品について 】
 新製品「TASKalfa 552ci」はカラー毎分50枚、モノクロ毎分55枚(A4ヨコ)の高速出力を実現しており、社内印刷や多部門での共有使用など、ドキュメントの入出力が多いオフィスに向けたカラー複合機。高画質を出力するため小粒径カラートナーを搭載し、外部へ配布用の業務資料の作成や、ポスターやパンフレットも美しく印刷することが可能。また高画質の維持に欠かせないキャリブレーション(カラー調整)に関しては、出力作業の中断を極力避けるため、出力中にカラー調整を同時に行うことで、トータルの出力作業にかかる時間を短縮させる。多様なオフィスニーズに対応するため、京セラミタ独自開発の新ソフトウェアプラットホーム「HyPAS ハイパス」を搭載しており、京セラミタが提供する様々なアプリケーションとの連携が可能。例えばタッチパネルのボタンレイアウトは顧客の業務に合わせた形にカスタマイズすることができる。名刺や文書などのハード原稿を電子ファイルに変換する際などに操作を簡素化できる。またインターネットブラウザ機能も搭載しており、8.5インチのカラータッチパネルを使って検索エンジンなどのウェブサイトにアクセスすることができる。セキュリティにおいては、パソコンからプリントデータを送信する際、SSL、IPsecによってデータを暗号化することにより、ネットワークへの不正アクセスによる情報漏えいを防止する。

【 主な特長 】
1.カラー毎分50枚の高速出力でオフィスの生産性を向上
2.多彩なソリューションとの連携による幅広いカスタマイズ
3.新開発カラートナーの採用により、高画質カラーを実現
4.8.5インチのカラータッチパネルをはじめ、生産性を高める多彩な機能を搭載
5.セキュリティレベルをアップさせ、情報漏えいを防止
6.EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合


 製品名:TASKalfa 552ci
 標準価格(税別):2,020,000円
 発売日:2月上旬
 販売予定(国内):合計1,000台/年

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京セラミタ、ソリューション対応とセキュリティーを強化したA3対応モノクロ複合機「TASKalfa 300i」を発売

京セラミタ株式会社および、京セラミタジャパン株式会社はソリューション対応、セキュリティを強化したA3対応モノクロ複合機の新製品として、「TASKalfa 300i」を新発売した。

【新製品について】
新製品は毎分30枚(A4ヨコ)の出力スピードを持つ中速モノクロ複合機で、ソリューション対応とセキュリティ対策を大幅に強化している。京セラミタ独自のソリューションプラットホーム「HyPAS ハイパス」を搭載することにより、様々なソリューションと連携することができるため、ユーザーの業務フローや利用状況に合わせて最適化することで業務効率を向上させる。セキュリティ対策については、ネットワークセキュリティ技術であるSSL、IPsecに対応することで、パソコンから複合機に送信されるプリントデータを暗号化し、ネットワークへの不正アクセスによる情報漏えいを防止。また150人以上の事業所向けのハイレベルなセキュリティとして「TASKGUARD タスクガード ID Printing」(オプション)を用意している。パソコンから印刷を指示し、複合機のカードリーダにIDカードがタッチされた場合にのみ出力させることで、書類の放置などによる情報漏えいを防ぐことができる。またアモルファスシリコンドラムをはじめとした京セラミタ独自の長寿命化技術によって、長期に渡って安定した画像と高い信頼性を実現している。さらにA3対応の複合機ながら幅570mm×奥行630mmという省スペースを実現、オフィスの限られたスペースにも容易に設置することができる。カラー液晶パネルには見やすい8.5インチの大型タッチパネルを採用し「ユニバーサルモード」に切り替えることにより、さらに大きな文字とイラスト表示で視認性を高めることができる。

【主な特長】
 1.多彩なソリューションとの連携による幅広いカスタマイズ
 2.個人情報、機密情報の取り扱いにも安心のセキュリティ対策
 3.限られたスペースに設置できる省スペース性と高い信頼性を両立
 4.8.5インチの大型カラータッチパネルをはじめとしたユニバーサルデザインを採用
 5.複数の製品を一括管理できるActiveDirectoryに対応
 6.EU RoHS指令、国際エネルギースタープログラムなど世界の環境基準に適合

 製品名       : TASKalfa 300i
 標準価格(税別) : 1,136,000円
 販売開始時期   : 2月上旬
 販売予定(国内) : 合計2,000台/年

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中国の預金準備率引き上げ、過剰流動性への対応─人民銀行高官=新華社

中国人民銀行(人民銀行)の高官は16日、12日に発表された預金準備率引き上げは、金融引き締めを示唆しているわけではなく、過剰流動性への対応との見解を示したと新華社通信が伝えた。

中銀研究局の張健華局長は「このような水準の流動性を維持することはむしろリスクがあり、そのため、ある程度の政策調整を行うことは普通のこと」と述べた。同局長は、預金準備率の引き上げは、銀行が選択しなければならない数ある金融政策調整のなかで「中立的なツール」と指摘。「中銀により示された金融政策は維持される。ただ、柔軟性や方向は、調整されながら検討が続けられる」と述べた。

中国のネット人口、09年末時点で3億8400万人に

中国インターネット情報センター(CNNIC)が15日発表した統計によると、2009年末時点の同国のインターネット利用者数は3億8400万人となったことが分かった。

2009年の1年間で中国のネット人口は前年から28.9%増加。ドイツの総人口を上回る約8600万人が新たにインターネットの利用者になったことになる。

中国のネット利用率は約30%。CNNICは「(インターネットの)利用率は上昇し続けているが、先進各国に比べると依然として非常に低い」と指摘。他国のネット利用率は米国が74%、韓国が77%だとしている。

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