2010年1月22日金曜日

ゼロックス、10~12月期は大幅増益

事務機器大手ゼロックスが21日発表した2009年10~12月期決算は、コピー機などの事務機器の販売低迷を受け、売上高が前年同期比3%減の42億1900万ドルだった。ただ、純利益はコストや支出の削減が寄与して1億8000万ドルとなり、100万ドルだった前年同期から大幅に増加した。

ーンズ最高経営責任者(CEO)は決算資料の中で「より持続的な景気回復が見られるまで、売り上げに下押し圧力がかかるだろう」と述べた。ダウ・ジョーンズ通信によると、同社は2億5000万ドルのコスト削減を目指し、2010年1~3月期に従業員2500人の人員削減を行うと決算説明会で発表したという。

10~12月期の特別項目を除く1株利益は0.25ドルと市場予想(0.22ドル)を上回った。決算と併せて発表した2010年1~3月期と10年12 月期通期の特別項目を除く1株利益見通しは、それぞれ0.11~0.13ドル、0.75~0.85ドルと、中心値(0.12ドル、0.80ドル)がともに市場予想(0.11ドル、0.70ドル)より大きかった。

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