2010年3月5日金曜日

キヤノン、蘭オセを子会社化 19日まで追加のTOB

 キヤノンは4日、欧州最大のプリンターメーカー、オランダのオセを子会社化すると発表した。1日まで実施していたTOB(株式公開買い付け)で発行済み株式数の71%を取得した。買い付け予定数の下限だった発行済み株式総数の85%は下回ったが、印刷分野を強化するために最適な相手だと判断。TOBに応募した全株式を取得した。19日まで1株につき8.6ユーロで追加の公開買い付けを実施し、一段の応募を期待する。

 オセ株1株につき8.6ユーロでTOBを1月29日から3月1日まで実施した。経営陣の賛同を得ていたが、一部にTOB価格に不満をもつ株主がいたという。

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2010年3月4日木曜日

RISO、世界最速のカット紙インクジェットをIPEX 2010でリリース

RISOが最新のカラーインクジェットデバイスComColorを5月のIPEXでヨーロッパ向けにリリースする。
プリント速度はA4で90-150ppm、コスト効率が考慮された世界最速のカット紙インクジェットプリンタとしてハイエンドプロダクションカラーデバイスとマルチファンクションオフィスプリンタの間を埋めるマシンとして位置づけている。UKでは既にフィールドテストが行われている。5モデルが提供されるが、UKではComColor 3010 (90 A4ppm), 7050 (120ppm)そして9050 (150ppm)がメイン機種となる。

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コダックがリコーアメリカとコダックデジタルソリューション販売に関する契約を拡大・更新

米コダックとリコーアメリカがKODAK NEXPRESS デジタルプロダクションカラープレスおよび KODAK DIGIMASTER デジタルプロダクションシステムの販売に関する再販契約を拡大・複数年契約の更新を行った。リコーとIKON Office Solutionsでは現在コダックのソリューションをコーポレートおよび政府官公庁の内部印刷環境、データセンタ、コマーシャルプリントサービスプロバイダなどの印刷物製作環境に向けて販売を行っている。KODAK NEXPRESS や DIGIMASTER システムに加え、リコーおよびIKONはさsらにKODAK Document Imaging Solutions や RICOH Pro C900 カラープロダクションシステムのインターフェースとなるCREO C-80 Server のようなCREO製のカラーサーバを含めKODAK Unified Workflow Solutionsも今後販売していく見通しである。

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2010年3月2日火曜日

キヤノン、蘭オセ株7割取得へ

 キヤノンは2日、欧州最大のプリンターメーカー、オランダのオセに対するTOB(株式公開買い付け)が終了し、発行済み株式総数の71%が集まったと発表した。買い付け予定数の下限だった発行済み株式総数の85%は下回った。4日までにTOB成立の是非を決めるが、キヤノンはTOBに応募した全株式を取得する方針とみられる。TOBは1月29日から3月1日まで実施した。

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コニカミノルタ、太陽電池参入を正式発表

 コニカミノルタホールディングス(HD)は2日、太陽電池事業に参入すると正式発表した。米ベンチャーのコナルカ・テクノロジーズ(マサチューセッツ州)と資本・業務提携し、薄くて折り曲げ可能な「有機薄膜太陽電池」の開発を進める。2013年度にも共同出資で日本に生産会社を設立し世界で販売。5年程度で売上高500億円規模の事業に育てる。

 同日記者会見したコニカミノルタHDの松崎正年社長は「有機薄膜型は太陽電池の中で原理的に最も発電コストが低く、競争力が高い」と説明した。有機薄膜太陽電池を製造・販売しているコナルカと4月から共同開発に着手する。

 写真フィルム製造で培った技術を活用し、12年度までに発電効率10%、屋外での寿命10年を目指す。米コナルカと共同出資で日本に製造会社を設立し事業化を進める。

中国新興産業発展計画、今年上半期にも制定

1日、中国では今年2―4月にかけて、新興産業発展促進グループによる全国新興産業発展調査が実施される。関係者によれば、新興産業発展計画は今年上半期にも制定される見込み。
中国は新エネルギー、省エネ・環境保護、電気自動車、新素材、新医薬、生物育種、情報産業を「7大産業」と位置づけ、今後の産業の中心として重要視している。

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1月の国内デジカメ出荷台数、61%増 アジア向け好調 CIPA調べ

カメラ映像機器工業会(CIPA)が1日、国内の1月のデジタルカメラの生産出荷統計を発表した。デジカメ出荷台数(コンパクト型とレンズ交換式のデジタル一眼)は前年同月比61.2%増の629 万台と2009年10月から4カ月連続で前年を上回った。直近ピークの08年1月の587万台を超える実績となった。

出荷台数の内訳をみると、コンパクト型が57%増の561万台だった。09年1月はリーマン・ショック後の需要の急減に伴う在庫調整で大きく出荷を落としており、その反動が出た格好だ。ただ、アジア向けが99.9%増の169万台に急回復するなど、復調をけん引した。日米欧の主要市場のすべてで前年実績を上回っている。

[2010年3月2日/日経産業新聞]
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コニカミノルタ、紙文書を電子化する「イメージファイリングサービス」を開始

コニカミノルタビジネスソリューションズが紙文書を電子化する『イメージファイリングサービス』を3月2日より開始する。

(以下リリース記事より)
●イメージファイリングサービス
紙文書の電子化ニーズはセキュリティや情報共有などの観点から以前より存在していましたが、昨今オフィスの統廃合などにより執務スペースの確保が一層重要視されるようになり、顧客ニーズとしては増加傾向にあります。しかしながら電子化を行うには思いのほか工数が必要な事と、外部に委託すると高額な費用が発生する事などにより、ニーズに比べて実際の電子化は進んでいない状態にあります。
 これらの課題を解決するには、工数をかけずに低価格にて電子化を行えるサービスの提供が必要となっておりました。

 このような状況のもと、企業規模の大小を問わずお客様に最適なソリューションのご提供を目指すコニカ ミノルタは、IT-Guardians(アイティー・ガーディアンズ:ITサポートサービス)のサービスの一つとして紙文書を電子化する『イメージファイリングサービス』を展開することといたしました。
 紙文書量(1,500枚まで)と価格を明確に設定し手軽にデスク周りやキャビネット単位で電子化が行えるパッケージサービス「ファイリング名人」と、ご用命の規模に応じて都度見積もりさせていただく「アーカイブサービス」の各コースを用意しております。また、紙文書の搬送には、「信書便」を使用するため、セキュリティ面でも安心してご利用いただける商品となっています。

以上、参照記事
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2010年3月1日月曜日

インドGDP6.0%成長 09年10~12月、09年度は7.2%超見込む

インド政府は26日、2009年10~12月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前年同期比で6.0%だったと発表した。昨夏の干ばつが農業生産を落とし、成長率は同年7~9月の7.9%から鈍化したが、製造業が14%伸びるなど他産業は高成長を持続。ムカジー印財務相は同日「今年度(09年4月~10年3月)の成長率は7.2%かそれ以上になる」と語り、金融危機による景気後退から回復基調にあることが鮮明になった。

09年1~12月の通年でみた成長率は6.4%。先進国がマイナス成長となるなかで、中国の8.7%に次ぐ高水準の伸びとなり、新興国が世界の景気回復を先導する姿が明確になった格好だ。「6%」の四半期成長率は数字でみると、09年4~6月の6.1%とほぼ同水準。「7%台前半」との事前予測もあったことを考えると減速感があるが、1~3月の5.8%以後は底入れしている。

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2月の中国PMIは52.0に低下、予想下回る

中国物流購買連合会が1日発表した2月の購買担当者指数(PMI)は52.0で、前月の55.8から低下した。 景気の拡大・縮小の分岐点である50を12カ月連続で上回った。

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