2009年10月30日金曜日

XMPieが MediaPro 09 への参加をTwitterで宣伝

XMPieではフリーのソーシャルネットワーキングサービスTwitterを使ってパーソナライズド、バイラル・キャンペーン(ネット口コミによるキャンペーン)を行っている。このキャンペーンはロンドンで行われるmediaPro 09への出展 (mediaPro 09はメディアのプロダクション、電子調達システム、ディストリビューションとマーケティングコミュニケーションに関する展示会イベント)を宣伝し、同時にXMPieのバリアブルデータ、クロスメディアソフトウェアソリューションの機能などを紹介している。

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米コダック、グラフィックコミュニケーションズグループの売り上げ減少により全社売り上げも減少

米コダックでは2009年第3四半期の業績報告を行った。グラフィックコミュニケーションズグループの第3四半期における売り上げ18%減により、第3四半期は売り上げトータルで17億8千万ドルまで減少し、前年比では26%ダウン、8100万ドルの損失という結果が発表された。

しかし同社によると第3四半期はコンシューマ向けまた商用インクジェット分野において特にに新製品や成長分野の事業に対して行った継続的な投資がプラスの結果を見せる面もあり、コストの引き締めや研究開発に集中的に費やした費用も同時期の業績に好影響を及ぼしているとしているという。第4四半期は現金および収益のパフォーマンスの大幅な改善が見込まれている。

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2009年10月29日木曜日

ローランド ディー.ジー、最新のSolJet製品で“メタリックカラー”出力を実現

ローランド ディージーが、新開発のメタリックシルバーインクを搭載した世界初の低溶剤系大判インクジェットプリンタSolJet Pro III XC-540MTを2009年10月26日(月)より発売している。XC-540MTは、従来のインクジェットプリンタでは不可能だった“メタリックカラー”出力を実現した世界初のインクジェットプリンタ。新開発のメタリックシルバーインクはきらびやかなシルバー色の表現ができるほか、CMYKインクと重ねることでゴールドやブロンズ、チタンブラック、バイオレット、コバルトなど精細なメタリックカラー出力を実現する。従来、オフセット印刷や箔押し印刷、シルク印刷などの限られた印刷方式でしかできなかったインパクトのある色の表現を、インクジェットプリンターでも手軽に行えるようになるというもの。

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米Snapfish by HP がWalmartとDuane Readeと業務提携; 米国最大の Print-to-store ウェブサイトに

アメリカの大手オンラインフォトサービスプロバイダSnapfish by HPは29日、同アメリカ の小売最大手 Walmart、およびニューヨークの大手ドラッグストアチェーンDuane Read Walmarteと提携したことを発表した。

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2009年10月28日水曜日

Epson (China) Co.,Ltdが「中国環境ラベル特別貢献賞」の優秀企業賞を受賞

エプソンチャイナが、中国環境保護部環境発展センターが主催する「中国環境ラベル特別貢献賞」の優秀企業賞を受賞した。この「中国環境ラベル特別貢献賞」は、中国での環境ラベル制定15周年を記念して、今年初めて設立された表彰制度で、同ラベルの認証取得企業1000社以上のうち100社ほどの環境先進企業が事前選考され、最終的に10社の企業と10名の個人が選出された。選考条件は以下のとおり。
* 先進的な環境理念と社会的責任を強く持ち、国家の法規制を遵守していること
* 中国環境ラベル取得推進活動に積極的に参加し、その認証企業およびブランドが社会に良い影響を与えていること
環境問題に対する企業姿勢と、それを具現化するための活動の両面から検討される。
エプソンチャイナでは、プリンタに関する中国環境ラベルの認証標準が2005年5月に公布されて以来、積極的に取得活動を進めてきた。こうした、積極的に中国環境ラベル認証に関与してきた実績と、商品の全ライフサイクル CO2削減と言う成果が評価され、今回、日系グループ企業は2社のみという受賞につながったとされている。中国では、国家機関の商品調達の条件に中国環境ラベル認証商品であることが決められているほか、一般消費者の環境意識も高まり始めている。今回の受賞は企業イメージの向上と、中国での販売促進に大きく貢献するものと期待される。

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EFIが 2009年Q3の業績を発表。インクジェットの売り上げは前年同時期より22%増

Electronics For Imaging, Inc. が2009年Q3の業績発表を行った。2009年9月30日までのQ3売り上げは1億90万ドルで、前年同時期の1億4470万ドルからの減少が見られたがインクジェット事業の売り上げは前年同時期より22%増という結果であった。

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東芝の営業利益、20億円黒字予想

東芝は27日、2009年9月中間連結決算(米国会計基準)の業績予想を修正し、営業利益が5月時点で予想した300億円の赤字から、20億円の黒字に転換する見込みだと発表した。税引き後利益の赤字も800億円から580億円に縮小する見通しとされている。
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キヤノン、減収減益 個人向け堅調

キヤノンが発表した2009年第3四半期(7~9月)連結決算は、オフィスでの固定費削減の影響や円高が響き、前年同期比で減収減益となった。ただ、在庫調整や経費削減が順調に進行したほか、デジタル一眼レフカメラやプリンタなど個人消費者向け製品が堅調に推移。四半期ベースで見ると前期より減益幅が縮小するなど、業績の底打ち感も見え始めている。大澤正宏常務も「デジタルカメラやプリンターなど個人向けの商品については回復の感触が出てきた」と説明。一方、事務機については「回復にはまだ時間が必要だろう」との見通しを示した。

キヤノンの1~9月期連結決算は、売上高が前年同期比27.2%減の2兆2551億円、本業のもうけを示す営業利益が同72.9%減の1249億円、最終利益が同76.4%減の701億円となった。外国為替市場での円高による影響は、売上高で2471億円、営業利益で1449億円のマイナス要因となったが、1~9月累計で1877億円の経費削減を実現したという。

為替動向が業績に与える影響についてキヤノンでは「堅調な消費者向け製品の販売や経費削減でカバーできる」とし、通期業績予想は7月の予想値を据え置いた。

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リコー、2009年度上期決算は減収減益も、利益は7月公表値を上回る

事務機器大手のリコーは10月27日、2009年度上期連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.2%減の9887億円、営業利益が同78.5%減の139億円、税引前利益は88.5%減の67億円、最終利益が同94.7%減の18億円となった。円高の影響を受けたものの、複合機などの販売、サービス会社の米アイコンを買収したことで海外での販売機会が増え、プラス材料もあるという。コスト削減により、前回7月に発表した中間期の予想値より増益となった。

プロダクトプリンティング分野においては、Pro1107などの新製品を国内外で投入。ここを期待の分野とする一方、プリンタでは国内外でA4サイズプリンタを投入。MFPではカラーリサイクル機を初めて日本で投入するなどの取り組みを行ったほか、タイにおける生産拠点であるRicoh Manufacturing Thailandを9月から操業。欧州では、マネージド・プリンティング・サービス(MPS)による大手顧客の獲得、北米で展開していた文書管理アプリケーションである「Ridoc GlobalScan」を9月から全世界に展開。日本においては、日本IBMと今年7月からクラウドコンピューティングで協業を発表するなどのトピックスがあったという。

 海外では、米州において景気低迷や為替の影響を受けたものの、前年度に実施したM&Aによる販売体制の強化や、販売チャネルの拡大などが市場の縮小をカバーし、前年同期比28.9%増となる2821億円。為替の影響を除くと43.5%増という大幅な伸び。だが、営業損失はマイナス83億円の赤字と、前年の52億円の赤字から増加した。

 欧州では、売上高が20.8%減の2283億円、営業利益が42.3%減の116億円、中華圏・アジアなどのその他地域では売上高が19.5%減の1189億円、営業利益が28.0%減の59億円となった。

 画像ソリューションは、米州におけるM&Aによる販売体制の強化が寄与し、PPCおよびMFPを中心に売り上げが増加。MFPの伸び率は、前年同期比2%増、そのうちハードは8%減、ノンハードは11%増。プリンタの伸び率は3%減、そのうちハードが6%減、ノンハードが2%減。カラー化率はMFPで55%、プリンタで27%になったという。

 ネットワークシステムソリューションでは、米国の直販体制の強化が寄与したほか、ITサービスやソリューションも貢献しているという。

 一方、産業分野は、売上高は24.5%減の512億円、営業損失は前年同期の7億円の黒字から、マイナス7億円の赤字。半導体事業、サーマル事業および電装ユニット事業の売り上げが国内外ともに減少した。

 その他分野の売上高は、20.2%減の624億円、営業損失は前年同期の15億円の黒字から、10億円の赤字となった。デジタルカメラの売り上げが国内外ともに減少したという。その他分野では、昨年度第3四半期から赤字が続いている。

 デジタルカメラでは、GR Digital IIIに加えて、CX2を投入。「デジタルカメラそのものは大変評判がいいが、売り上げにはなかなか結びつかない」(同社取締役専務執行役員の三浦善司氏のコメント)

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2009年10月27日火曜日

東芝、裏面照射型のCMOSセンサーを製品化

東芝は27日、高感度化技術のBSI(裏面照射)を導入した1/2.3型CMOSイメージセンサーの製品化を発表した。年末よりサンプル出荷を行ない、2010年第3四半期から量産を開始する。

BSI型は、従来型イメージセンサーと比べて高感度・高速処理が特長で動画撮影に適しており、今後高画質センサーで主流になると見込まれる。同社ではデジタルカメラおよび動画撮影に対応する携帯電話向けのCMOSイメージセンサーとしてBSI型の製品化を機にデジタルカメラ向けに本格参入、 生産は大分工場で行い、BSI型のラインではいずれも世界最先端となる300mmウェハー対応設備、65nmプロセス技術を適用し、当初月産50万個の規模で量産を開始。その後、需要拡大に応じて生産規模を拡大していく。

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Xerox、プラスチック回路の印刷を可能にするシルバーインクを開発

Xeroxが従来より低いコストでファブリックやプラスチックなどより広い範囲の素材に電子回路を印刷することができる新しいインク技術を開発した。Xeroxのプロセスでは、処理回路の配線に使用することのできる金属銀を含むインクを使用する。これまで液体銀の高い温度によって溶けてしまうという不都合な性質を示していたプラスチックなどの表面に適用することができる。Xeroxのプロセスは、従来よりもかなり低い温度でインク組成物を扱うと同社は述べている。Xerox Research Centre of Canadaの研究所マネージャー、Paul Smith氏は、「電子衣料や安価なゲーム機などを現実のものとすることのできる優れた手法を発明した。この発明により、業界ではより低いコストでより広い範囲の素材に電子回路を印刷することができるようになる」と述べている。
具体的な用途として挙げられるのは、可とう性のあるプラスチックディスプレイを搭載した低コストな電子書籍、無線周波数認識(RFID)タグや、患者が服用した薬の量を記録し薬を適切な量ずつ服用することのできる”スマート”ピルボックスなども想定される。この銀インク技術は現在、社外組織によるテスト用に提供されており、近い将来製品に向けた素材の製造も検討されている。

参照記事

東芝が新しいソフトウェアソリューションを発表

Toshiba America Business Solutions (TABS) は27日、MFPユーザー向けキュメントの管理、キャプチャ、ワークフロー、アウトプットなどの業務を改善する新ソフトウェアソリューション、deskSyste、 deskRecord 、 deskFormの発売を発表した。これは、ラスベガスとニュージャージーで開催されたサミットで今夏ディーラー向けに発表された東芝のソフトウェア戦略のTier1製品として挙げられるもの。Prism Softwareが開発した”デスク”ソフトは、エントリレベルのソリューションを必要とする中小規模ビジネスをターゲットとするもの。これらはディーラーにとってもインストール、接続の面で扱いやすい製品で、東芝のMFPラインナップを補完するソリューション。

参照記事 (QuickPrinting.com: Industry News)

米国での調査結果:3分の2がデジタル媒体より印刷物を好む

最近米国で実施された調査で、デジタル媒体は完全には従来の印刷媒体の代用品にはならないという結果が発表されている。Harris Interactive が実施した調査結果によると、調査対象となった米国人の多くが、印刷物のほうが読みやすいと回答している。調査対象の68%がスクリーン等で見るより紙のほうが心地よいとしており、つまり、実際に触ったり感じたりできるものを「リアル」媒体として感覚的に好むというのだ。一方で、デジタル媒体は世界中の情報をリアルタイムにキャッチできる即時性や、好きな音楽をいつでもダウンロードできること、低コストで他人とコミュニケーションができるなどのメリットも多くあげられている。しかしながら、「ペーパーレス・オフィス」は来るのか、という質問に対しては58%の人が「すぐに現実化するとは考えにくい」と回答している。また、オフィスワーカーの64%の人が、何かを読む手段としてはコンピュータのスクリーンよりも紙に印刷されたものを好むとしている。興味深いのは、銀行や金融関連、保険業界の人よりも、ITや通信関連業界の人で紙媒体を好む率が高い点であった。

参照記事(whattheythink.com)

ブリヂストン、電子情報閲覧用電子ペーパー端末」並びに「超薄型オールフレキシブル電子ペーパー端末」を開発

株式会社ブリヂストンは、電子書籍や各種書類を閲覧する「電子ペーパー端末」と、電子ペーパー、タッチパネル、電子回路基板など構成部材をフレキシブルにした「超薄型オールフレキシブル電子ペーパー端末」の開発に成功した。
今回開発が発表された「電子情報閲覧用電子ペーパー端末」の特徴は次の通り。
1.ページ切り替え速度が13.1インチ(A4サイズ)で0.8秒と飛躍的に向上
2.閲覧機能に加え、極めて応答性に優れた手書き入力性能
3.世界最大級の13.1インチ(A4サイズ)の大画面
4.4,096色フルカラー

これらの特徴に加え、データ処理能力、セキュリティ機能、携帯電話などに接続しデータ通信する機能など情報端末に求められる基本機能を有している。また、充電池を搭載し、薄型軽量など携帯性にも優れています。現在注目されている電子書籍、電子新聞などはもちろん、大量の書類を保存して持ち運び、閲覧・手書き入力・送信するなどのビジネス用途に有効とされている。
この「電子情報閲覧用電子ペーパー端末」は、株式会社関西アーバン銀行様の渉外員業務支援システムに採用されることが決定しており、2010年春から試験運用が開始される予定。

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2009年10月26日月曜日

WikipediaがHPと提携してWikiaサイトに雑誌印刷プラットフォームを追加

21日、米Wikia社と米Hewlett-Packard(HP)社が提携し、Wikia社が運営する『Wikia』サイトで雑誌印刷プラットフォームを提供することが明らかになった。
MagCloudサービスで、ユーザーは「出版社」となり、Wikia社が運営する『Wikia』サイトで一般ユーザーたちが作成したコンテンツから内容を選んで、きれいな雑誌に仕上げて、サイト上で宣伝する。注文があれば、オンデマンドで印刷し、この雑誌を注文先に届けてくれる。

参照記事1 参照記事2 

EFI Fiery がマイクロソフトWindows 7をサポート

EFIは26日、Windows 7 向けにEFIのソリューション製品を最適化させるアップグレードを発表した。Fiery サーバ、 Fiery CentralおよびEFI MicroPress プロダクションプリント向けのソリューションのカスタマーは既存のWHQLで認定されたドライバを使ってFieryの構成を変えずに印刷の作業を続けることが可能。

プレスリリース

コニカミノルタが続伸、下方修正もCSの格上げ評価

「コニカミノルタホールディングスが続伸」の記事が投稿されている。同社では10月23日に今3月期の業績見通しを連結経常利益で380億円から325億円(前期比28.4%減)に下方修正を発表した。ただし、これを受けてクレディスイスでは、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム(V)」とし、目標株価を880円から1150円に引き上げており、これが好感されているようだ。事務機の会社予想が強すぎることと液晶フィルムのシェアダウンのリスクは織り込まれたとしている。

コニカミノルタHDの発表資料リンク

HP Exstreamが、IDCのソフトウェア分析において「Market Leader」ポジションを獲得

HPは26日、調査会社のIDCが世界市場のダイナミックエンタープライズパブリッシングソフトウェアレポートにおいて、同社のエンタープライズドキュメントオートメーションソフトウェアHP Exstreamを“Market Leader”として評価したと発表した。

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