2009年10月27日火曜日

東芝、裏面照射型のCMOSセンサーを製品化

東芝は27日、高感度化技術のBSI(裏面照射)を導入した1/2.3型CMOSイメージセンサーの製品化を発表した。年末よりサンプル出荷を行ない、2010年第3四半期から量産を開始する。

BSI型は、従来型イメージセンサーと比べて高感度・高速処理が特長で動画撮影に適しており、今後高画質センサーで主流になると見込まれる。同社ではデジタルカメラおよび動画撮影に対応する携帯電話向けのCMOSイメージセンサーとしてBSI型の製品化を機にデジタルカメラ向けに本格参入、 生産は大分工場で行い、BSI型のラインではいずれも世界最先端となる300mmウェハー対応設備、65nmプロセス技術を適用し、当初月産50万個の規模で量産を開始。その後、需要拡大に応じて生産規模を拡大していく。

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