2010年6月4日金曜日

ニューヨーク・タイムズスクエア初・100% 自然エネルギーで点灯する広告塔が完成

リコーがニューヨーク市に、100%自然エネルギーで点灯する広告塔を作ったことを発表した。これは、太陽光の自家発電装置により得た電力のみを蓄電し点灯する、タイムズスクエア初の広告塔。

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キー・リサーチが中国複写機市場規模動向報告書2010年上半期版を発行

キー・リサーチでは本年2月~3月の現地調査の結果に基づき、中国複写機市場の実績推定と予測をアップデートした、「中国複写機市場規模動向報告書2010年上半期版」を発行しました。

当社の調査結果によると、2009年のA3複写機市場規模トータルはおよそ44万5千台、2012年以降は10%以上の伸び率を維持し、2014年には67万8千台に達する見込み。中でも、カラー複写機の成長率は2011年以降50%以上を維持する見込み。

当レポートでは、複写機および関連MFP製品について、モノクロ、カラー機別、スピードセグメント別市場動向、ベンダーの地域戦略を含む活動状況、製品価格動向、需要予測等を詳しく考察しまとめています。さらに、A3、A4複写機のほか、中古複写機市場の動向などもレポートしています。

・「中国複写機市場規模動向報告書2010年上半期版」
・2010年6月3日発行
・全210ページ

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2010年6月3日木曜日

中国工信部:ソフトウェア業界支持政策を研究中

 6月2日、中国で第14回中国国際ソフトウェア博覧会が開催された。博覧会に出席した工信部(工業情報化部)の李毅中部長は、工信部が中国のソフトウェア業界を更に活性化させるための政策を制定中であることを明らかにした。
 現在、中国のソフトウェア業界は急速に発展しており、2009年度の業界収入総額は9970億元(約13兆4367億円)に達している。

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中国5月CPI増加率:3%前後の見込み

 2010年6月3日、中国統計局の5月経済数値発表を目前に控え、各専門家の経済数値予測が出揃い始めた。
 興業証券チーフマクロアナリストの董先安氏は、5月のCPI(消費者物価指数)上昇率を、4月より0.2%の増加となる、3.0%程度と予測している。
 光大銀行の最新研究報告では、5月のCPI増加率が3%を超えることはないとの予測が示されている。
 中金公司の研究報告は、5月のCPI増加率を3%―3.2%としている。

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2010年6月2日水曜日

米HPがデータセンター集約、余剰人員9000人削減

IT(情報技術)大手の米ヒューレット・パッカード(HP)は1日、今後数年間に世界で100カ所以上あるデータセンターを半減し、余剰人員9000人程度を削減すると発表した。顧客企業のデータを管理する同センターの運営は収益の柱の一つだが、拠点が多く運営効率が低いなどの課題があった。最新鋭の設備を導入して1拠点あたりの処理能力を高め、収益力を強化する。

 拠点の集約や設備更新に約10億ドル(約910億円)を投じる。拠点数は半減させるが1拠点あたりの能力が高まるため、データセンター運営などを主力とする企業向けサービス部門の売上高は「業界平均よりも高い増加率を実現できる」(アン・リバモア上級副社長)としている。

 余剰人員削減は主に、拠点集約に伴う自然減で対応する一方、企業向けサービス部門では営業などを中心に約6000人の増員を計画。一連の措置により、2013年までに年間5億~7億ドルのコスト改善効果を見込んでいる。

 HPは2008年に企業向けITサービス大手の米エレクトロニック・データ・システムズ(EDS)を買収、同分野の強化に乗り出した。同日のアナリスト向け電話会見でリバモア副社長は「EDSとの統合は予定より早く進んだ」と説明。今回の拠点集約や人員削減については「企業向けサービス部門の水準を上げるためのさらなる機会」と位置付けた。

 HPの2010年2~4月期決算は純利益が前年同期比28%増の22億ドルと、2~4月期としては過去最高だった。営業利益は22%増の 34億6200万ドルで、このうち4割近くを企業向けサービス部門が占めた。同部門の売上高営業利益率は16%と既に全社平均(11%)を上回っているが、設備更新や人員削減により収益力をさらに高める。

日経新聞
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シャープ、「BPマーク」認証トナーを採用した高速モノクロデジタル複合機2モデルを発売

シャープが1日、新開発の非穀物系バイオマストナー“Mycros(ミクロス)トナー EP”を採用するなど、環境性能を強化した、高速モノクロデジタル複合機「MX-M623」「MX-M753」の2モデルを6月15日に発売する、と発表した。

Mycros トナー EP は、トナー成分の大部分を占める樹脂に、従来の化石原料に加え、非穀物系のバイオマス原料を使用した製品で、トナーでは初めて、日本バイオプラスチック協会(JBPA)認定の「BPマーク」認証を受けている。


また、従来機(MX-M620)に比べ、ウォームアップ時間を約75%低減するとともに、オートシャットオフからの復帰時間を短縮することで、消費電力量を従来機から約50%低減している。

オプションで用意されているカラースキャナーは、カラー原稿を75枚/分の高速で読み取ることが可能。原稿を150枚までセット可能な両面同時読取原稿送り装置と組み合わせることで、紙原稿を効率よく電子データ化することができる。

希望小売価格は、連続複写速度が62枚/分の「MX-M623」が231万円、連続複写速度が75枚/分の「MX-M753」が286万6,500円となっている。

参照記事
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リコー、Webベースの文書管理システム「Ridoc Smart Navigator」を発売

~中小企業・事業所における情報の管理・共有・活用を促進~

 リコーが、デジタル複合機(MFP)「imagio MPシリーズ」で読み取った紙文書のデータやファクス受信したイメージデータ、パソコン内の文書ファイルなどを簡単な操作で一元管理できる文書管理システム「Ridoc Smart Navigator(リドック スマート ナビゲーター)」を6月8日に新発売する。

(以下発表記事抜粋)
 製品名
   Ridoc Smart Navigator Version1

 標準価格(消費税別)(基本パッケージ)
   400,000円(1サーバーライセンス、30クライアントライセンス付)
   (価格の詳細は4ページをご参照下さい)

 発売日
   2010年6月8日

 販売数量
   年間1,000本

 *このニュースリリースに掲載されている価格および料金には、消費税は含まれておりません。


 急激に変化する経済環境の中で企業は、経営上のリスクにも柔軟に対応できる、変化に強いITインフラ構築が求められています。具体的には、内部統制を軸に、業務そのもの、特に文書管理業務の見直しが急務となっています。しかしながら、電子化した文書をシステム上で有効活用するための課題は多く、TCO削減を含め、お悩みを持つお客様も多いのが現状です。リコーは、このようなお客様の課題に対し、コストを抑えながら、文書の管理や管理された文書の有効活用を同時に実現するためのソリューションとして「Ridoc Smart Navigator」を提供いたします。

 新製品では、社内ネットワーク上の文書管理サーバーにWebブラウザを介してアクセスし、使用するため、クライアントへのソフトの導入は不要です。また、ドラッグ&ドロップで文書登録が行えるほか、文書単位でのアクセス権の設定、回覧情報の履歴を表示する機能も提供し、文書を安全に管理します。さらに、共有したい文書のメール送付までシステム内で完結できるため、情報を周知するための作業効率が大幅に向上します。メールはファイル添付ではなく、共有したい文書へのURLリンクを付ける形式であるため、情報漏洩などのセキュリティリスクを排除するだけでなく、ネットワークの通信負荷を削減する効果をもたらすなど、コスト削減と企業価値の向上を同時に実現します。

 また、MFPと連携して紙文書の電子化・登録作業を効率化する既存のアプリケーションソフト「Ridoc GlobalScan」と、新製品「Ridoc Smart Navigator」とを組み合わせて活用することにより、読み取り後のデータの仕分けやファイル名の入力作業の手間が省け、大幅に作業効率を向上させることも可能です。リコーでは今後、優れたコストパフォーマンスを実現している「Ridoc Smart Navigator」をドキュメントソリューション分野の中核に、お客様の業務効率化を推進してまいります。

参照記事
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2010年6月1日火曜日

中国GDP:2030年にはアメリカを抜き世界第1位に

日本政府が発表した統計予測によると、2030年には、中国のGDP(国内総生産)が世界GDPに占める割合は 23.9%に達し、アメリカを抜いて世界1位となる見込み。
 2009年、アメリカGDPが世界GDPに占める割合は24.9%で世界1位である。しかし2030年には17%にまで低下し、第1位の座を中国に譲ると予測されている。

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中国24地区規模以上企業:2010年1―4月実現利益9785億元

 中国国家統計局の発表によると、中国24地区、規模以上工業企業(国有企業と年間売上が500万元以上の非国有企業)2010年1―4月の実現利益は9785億元、前年同期比91.5%の大幅増となった。
 また同期の売掛金総額は4兆1873億元、前年同期比26.1%増となっている。

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2010年5月31日月曜日

東芝テック、12年度に連結売上高4500億円 中期経営計画を発表

 東芝テックは28日、2012年度に連結売上高4500億円、売上高営業利益率5%を目指す3カ年の中期経営計画を発表した。事務機とPOS(販売時点情報管理)の主力2事業で海外展開を加速する一方、国内販売拠点や海外販売会社の統合などで経営効率を高める。

 09年度の連結売上高は3646億円、営業利益は97億円だった。事務機やPOSの販売は09年後半から復調傾向にある。中計では市場開拓余地の大きい海外市場の強化に重点を置く。12年度までの3年で設備投資は400億円、研究開発費は800億円を投じる。09年度までの3年間とほぼ同等の金額にした。

 事務機は中国で販売拡大を狙う。新興国専用の低コスト機の品ぞろえを拡充する。事務機の運用管理受託サービスなどの新サービスも展開する。POSは08年に7%だった世界シェアを15年に20%に引き上げる。

日経新聞
発表記事
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フジテレビ、CMにQRコード表示 クーポン券など配信

 フジテレビジョンはテレビ画面上にQRコードを表示するCMを6月に始める。カメラ付き携帯電話で読み取ると、携帯のインターネット機能を通じてクーポン券などを入手できる仕組み。QRコードは主に雑誌やポスターで使われているが、テレビCMでも消費者の購入意欲を喚起する効果があると判断した。

 第1弾として6月4日からフォーシーズ(東京・港)の宅配ピザ店「ピザーラ」のCMに活用。QRコードを読み取ると、2500円分のチケットが当たる抽選に参加できる。テレビ番組がプレゼントの応募などにQRコードを使う例はあるが、CMに使うのは珍しい。CM前に予告映像を2回流し、携帯電話の用意を促す。

 関東地方7都県で特定の番組に付けて流す「タイム広告」に使い、広告収入をテコ入れする。放送業界は広告収入が低迷しており、広告主をひきつける効果的な手法を探っている。QRコード付きのCMを使えば、広告主がクーポン券や抽選券を配布するコストを削減できる効果もある。

日経新聞
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2010年5月30日日曜日

中国2010年1―4月:全国規模以上企業実現利益9785億元

2010年5月28日、中国統計局は、中国2010年1―4月の全国規模以上企業(国有企業と年間売上が500万元以上の非国有企業)実現利益が9785 億元、前年同期比91.5%の大幅増となったことを発表した。
前年同期と比較して、39種の業界分類のうち、37業界が利潤の増加をしめした。

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