2009年11月28日土曜日

ソニー、譲渡された液晶営業でエプソンの人員受け入れ

セイコーエプソンは27日、子会社のエプソンイメージングデバイスが手がける液晶ディスプレー事業の営業機能(約90人)を12月1日にソニーとソニー子会社に移管すると発表した。携帯電話や車載機器向け中小型液晶の営業人員が対象。事業譲渡は今年6月30日に合意済みで、営業機能は年内の移管を予定していた。
エプソンイメージングの国内従業員はソニーモバイルディスプレイ(SMD、愛知県東浦町)に出向。国外はソニー現地法人へ転籍する。ソニーとは別のタイプの中小型液晶ディスプレー事業に特化するエプソンイメージングの社長には関英彦取締役が昇格。同社の有賀修二社長は12月1日付でSMD取締役副社長に就任する。

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2009年11月27日金曜日

リコー、Webストレージ「quanp」にメールアップロード機能

~同時にWebブラウザで利用できる「quanp.net」をバージョンアップ~

リコーは、Webストレージサービス「quanp」の有料版に、メールアップロード機能を追加した。
quanpは、写真データやテキストデータが保存できるWebストレージサービス。メールアップロード機能は、メール添付でデータを保存できる機能で、携帯電話からもアップロードが可能となっている。quanpの利用料は月額300円(10GB)、月額980円(100GB)で、1GBの試用版も用意されている。

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富士ゼロックス、社内規程や業務マニュアルなどの作成、管理支援ソフトをリリース

「規程/マニュアル」作成・管理業務の効率化を支援

富士ゼロックス(株)は、社内規程や業務マニュアルなどの作成、管理支援ソフト「Apeos PEMaster Manual Weaver2.0」を発売する。法規制が厳しく、改定が多い金融、運輸、医薬、その他製造業においての業務の効率化を実現。作成面では、編/章/節などのフォーマットをあらかじめ用意し、レイアウトを気にせず手軽に入力できる。また、所定フォーマットに入力すると、HTML形式やPDF形式のデータが自動生成され、イントラネット掲載用、印刷用としてすぐに活用可能。さらに、管理面では、編/章/節などの単位の新旧データを一元管理することができる。規程の改定時には、改定履歴や差分を自動的に登録し、監査時には過去の統制状況の迅速な説明が可能。

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キー・リサーチが中国市場の最新レポートを発行

「複写機メーカーのアフターサービス活動状況レポート」
キー・リサーチではこのほど、9月~10月、現地で実施した複写機販売状況調査の結果に基づき、複写機メーカーのアフターサービス対応状況の実態をまとめたレポートを発行しました。

近年は中国市場でもアフターサービスが大変重視されており、体系的なサービスネットワークのもとで、多数のサービス部隊が設置されきめ細かなサービスが チャネル、またはメーカーから直接提供されています。今回発行するレポートではメーカーが数を増やしている認定サービスセンターの情報を提供し、地域ごと のサービス対応状況やウェブでのサービス業務など大手各社の複写機および関連MFP製品販売のアフターサービス戦略と実際の対応状況をレポートします。

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リース事業協会、2009年10月のリース統計を発表

リース統計(2009年10月)

2009年10月の国内リース取扱高は4,076億円、前年同月比16.7%減、2007年6月以降29ヵ月連続でマイナスとなった。
機種別にみると、産業機械(2.3%増)が5ヵ月ぶりにプラスに転じた。一方、情報通信機器は、コンピュータ関連(12.9%減)、ソフトウエア(13.6%減)、通信機器関連(24.3%減)がいずれも低調で、全体(15.4%減)では29ヵ月連続でマイナスとなったほか、事務用機器(19.2%減)は21ヵ月連続で2ケタのマイナス、輸送用機器(28.9%減)は10ヵ月連続で2ケタのマイナス、医療機器(9.0%減)は19ヵ月連続のマイナス、商業及びサービス業用機器(20.2%減)が4ヵ月連続で2ケタのマイナスとなった。
2009年4月~2009年10月累計のリース取扱高は、2兆8,788億円、前年同期比20.0%減となっている。

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エプソン、UKでLFPのマーケットシェア拡大

エプソンは先日発売された製品の売れ行き好調によりUKで第3四半期に販売されたA2-A0+ サイズのプリンタのマーケットシェアが 71.5% に達したと発表している。同社によると、A2+ サイズ大判プリンタ市場でのエプソンのシェアは第3四半期3%増の93%で、これは9月に発売された Epson Stylus Pro 3880 などの製品の販売が貢献している。A1+ のマーケットシェアも3%増で58%、2004年以来最も高いレベルに達した。最も成長率が高かったのは44インチ型A0+ プリンタの分野で、第2四半期よりも18%増であった。

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2009年11月26日木曜日

リコー、「GR DIGITAL III」機能拡張ファームウェアの第一弾をリリース

株式会社リコーは、2009年8月に発売た高画質コンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL III」向けに、機能拡張ファームウェアの第一弾を12月1日にリリースする。
 「GR DIGITAL III」は、2007年11月に発売した「GR DIGITAL II」の後継機で、開放F値1.9の大口径レンズを搭載し、高い画質をコンパクトなボディで実現。機能拡張ファームウェアは購入済みの「GR DIGITAL III」を最新の機能にアップデートするもの。 今回の第一弾は「GXR」の発売に合わせ、「GXR」の機能の一部(機能2~5)などを「GR DIGITAL III」でも可能にしたもの。

<拡張される機能>
(1) 外部フラッシュ「GF-1」への対応
(2) 日付別再生機能の追加
(3) 一覧表示時のページ送り機能の追加
(4) メニューのページ送り機能
(5) スナップ時に設定可能なフォーカス距離の追加
(6) [ADJ. ISO ダイレクト変更]機能の追加

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エプソン、オフィリオインクジェットの新モデル - 印刷速度は最高37PPM

エプソンは、ビジネス向けオフィリオシリーズの新商品として、A4対応インクジェットプリンタ「PX-B510」と「PX-B310」を発表した。発売開始は2010年1月下旬。価格はオープンだが、店頭予想価格はPX-B510が6万円前後、PX-B310が5万円前後。
2モデルともビジネス用途で必要とされる高生産性、高信頼性、ローコストを追求した製品とされる。印刷速度はA4で最高37PPM。豊富な用紙対応力や2Way給紙を備え、異なる用紙を用紙カセットとシートフィーダに同時セットすることが可能。普通紙出力において10万枚の高耐久枚数も実現した。さらに低消費電力設計や、CO2排出量の低減による環境負荷軽減も特徴。

PX-B510のみ、容量の大きいLサイズ(全4色)/LLサイズ(ブラック)のインクカートリッジを用意。自動両面印刷機能を標準装備している。ランニングコストは、A4カラー印刷でPX-B510が約4.8円、PX-B310約6.6円。ほか主な仕様は、最高解像度が5,760×1,440dpi、インクが4色独立インクカートリッジ(ブラック/シアン/マゼンタ/イエロー)、給紙容量は用紙カセット500枚/シートフィーダ150枚、対応用紙サイズはA6縦~A4縦/はがき/封筒など。インターフェイスはUSB 2.0、10BASE-T/100BASE-TXで、オプションで無線LANに対応。本体サイズ/重量は、PX-B510がW480×D656×H372mm/10.8kg、PX-B310がW480×D625×H372mm/10.1kg。

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2009年11月25日水曜日

リコー、ソフトによる画像処理が可能な高性能画像プロセッサー「Ri2005」を発売

~外部メモリアクセス制御可能なI/Fを搭載し大容量画像処理を実現可能 ~

株式会社リコーは、各種検査装置、医療機器、映像機器、スキャナ・プリンタなどのOA用途向けに、ソフトウエアによる動画・静止画の高精細画像処理を実現した高性能画像プロセッサ「Ri20シリーズ」の新製品として、大容量外部メモリアクセス、および制御可能なハードウエアを搭載した高速画像プロセッサ「Ri2005」を開発し、新発売する。

「Ri20シリーズ」は、画像処理に特化したアーキテクチャにより、ソフトウエア手段による画像処理を実現できる高性能プロセッサLSI。リコー独自の超並列処理エンジン“Ri20コア”を内蔵し、画像処理に必要な機能をワンチップに集積したことにより、一般的にASIC(特定用途向けカスタムLSI)やFPGAといったハードウエアで行われていた画像補正や拡大・縮小、階調処理等の高精度・高速画像処理をソフトウエアでリアルタイムに実現する。「Ri2005」は、「Ri20シリーズ」(Ri2001A)の機能に加え、外部のDDR2-SDRAMメモリ制御が可能な外部メモリコントローラを搭載。外部メモリコントローラは、大容量データの保持はもちろん、拡大・縮小、ミラー、LUT(ルックアップテーブル)、回転、画像フォーマット変換等が可能。内部動作周波数280MHzでピーク性能98.6GOPS(Giga Operation Per Second:1秒間に10億回処理)という高速画像処理を実現しながら、90nmCMOSプロセスの採用により、ピーク性能時においても約3Wという低消費電力を実現。「Ri20シリーズ」共通でソフトウエアの互換性保っているため、複数の機種で何世代か共有できる共通プラットフォームを開発する場合でも、システム側の基本ソフトウエア構成はそのままに、容易に性能向上を図ることが可能になる。
 画像処理のソフトウエア化は、デジタルテレビなどの分野で先行して普及してきた一方、複写機のように大量のデータ処理が必要とされる分野においては、2001年2月にリコーが初めて実現し、以後、リコーの主力複写機に採用されてきた。2003年2月からは外販が開始され、高精度、高速画像処理が必要とされる各種検査機器、医療機器、写真の画像処理機器、スキャナ・プリンタなど、さまざまな分野で採用されている。

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佐川急便、富士ゼロックスに出力関連業務を委託、プリンタなど約30%削減

・マネージド・プリント・サービスにより5年間で20%以上のTCO削減
・当社国内営業600人を教育、XOS販売力を強化

富士ゼロックスは11月25日、佐川急便の全国の主要拠点で、オフィス出力環境の管理を行なうと発表した。両社が締結した5年間のアウトソーシング・サービス契約の一環で、佐川急便の出力環境全般を最適化し、20%以上総所有コストを削減する取組を支援するもの。

佐川急便は今回、富士ゼロックスのマネージド・プリント・サービスと呼ばれる、企業のオフィス・プリンタや複合機などを利用した出力環境関連の全業務プロセスを請け負い、企業に代わって管理するアウトソーシング・サービス「XOS」を採用。同社の出力機器管理と関連管理業務のプロセスを 富士ゼロックスがアウトソーシング業務として受託する。

佐川急便は総所有コストを削減し、最適なオフィス出力環境を入手でき、煩雑な機器管理やコストマネジメントなどの業務から解放されるとしている。出力環境の最適化では、ドキュメント出力の直接・間接コスト、プロセス、ニーズを分析・評価するアセスメントを実施し、現状の課題と出力機器に関する総コストを提示する。この結果に基づいて最適化プランを作成し、新たなオフィス出力環境を構築する。また、最適な配置を維持する指針を策定し、出力機器管理の統制を強化。これに基づき佐川急便では出力機器をオフィス環境に最適な台数、場所に設置し、従来使用していた出力機器を30%以上削減することを見込む。

一方、富士ゼロックスはXOSの対象市場を拡大し、国内の販売力を強化する。約1000の大手企業グループを担当する約600人の担当営業に専門教育を行ない、マネージド・プリント・サービスへの需要が高まっている国内の企業にXOSを展開していく。

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エプソンチャイナが環境保護回収ボックスを設置

愛普生(中国)有限公司では中国の支社、事務所、エプソンの印象館などの18箇所で消耗品の環境保護回収ボックスを設置し、ユーザーに対し「環境保護、リサイクル利用」の認識を高めるよう促進する計画を発表した。

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リコーC900 がFOGRA Certificateの認定を受ける

リコーがPro C900 デジタルカラープレスに関して印刷の標準化に関する権威であるドイツの研究・認証機関FOGRAの認定を受けた。
この認定は、マシンがISO/NWIP 12647-8 標準に適合しEFIのFieryサーバとTecco CS130 セミマットメディアに対応できるということによる。Fogra認定はISO 12647に基づきプリンティングシステムを評価する。

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Ricoh Aficio MP 9001 SPが米Buyers Laboratoryから総合評価で4.5星を獲得

リコーアメリカの24日の発表によると、Ricoh Aficio MP 9001 SP が米国BLI社(Buyers Laboratory, Inc.)による評価で、5つ星評価のうち4.5星を獲得した。
BLI社(アメリカ・ニュージャージー州)は、45年以上の間、ビジネスユーザー向けオフィス機器に対し、米国で高い信頼を得ている民間評価機関である。数ヶ月間に及ぶ厳格な試験を独自に実施、その結果に基づくレポート内容は包括的と評価されている。
今回の評価でAficio MP 9001 SP はBLIのジョブストリームテストで効率性、生産性を評価され、これまでテストが実施された同等のモデルの中で最も高い評価とされた。さらに、複写生産性、画質、使いやすさなどでも高い評価を得ている。

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Sign & Digital 2010がウェブサイトを開設、参加登録を開始

英国バーミンガムのNECセンターで2010年4月13日から15日に開催されるSign & Digital UK 2010 が宣伝活動を開始し、新しいウェブサイトをオープン、イベント参加の事前登録を開始した。
主催者のFaversham Houseによると、Alcan Composites, Fujifilm Sericol, Hybrid Services, Robert Horne, Triangle Wide Format Inks.など70社が出展を決めている。Fujifilm Sericolは前回よりも展示スペースを広げるという。 2010 年のイベントでは、アドビ、Corelのセミナーのほか”デモンストレーション&ソフトウェアシアター”が開催される。

イベント公式サイト
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米HPの8─10月期決算は14%増益、自社株買い戻し規模を拡大

米パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)は23日、第4・四半期(8─10月)決算を発表した。
第4・四半期の純利益は24億ドル(1株当たり0.99ドル)と、前年同期の21億ドル(同0.84ドル)から増加。 一時項目を除いたベースでの利益は1株当たり1.14ドル。 売上高は8%減の308億ドル。
利益、売上高ともに、2週間前に発表した暫定決算と一致した。

中国事業の力強い業績と、サービス事業の利益率改善が後押しした。堅調な決算内容を受け、同社は、自社株買い戻し計画の規模を40億ドルから120億ドルに引き上げた。同社のレスジャック最高財務責任者(CFO)は第4・四半期決算について「堅実な」内容と評価。米国市場の、特にコンシューマー・ビジネス部門で回復が顕著だとした。また、来年の回復の力強さは欧州市場での需要次第だとの見方を示した。
同社は、2010年度の見通しについて、一時項目を除いた1株当たり利益を4.25─4.35ドル、売上高を1180億─1190億ドルと予想している。同社株は、23日の米国株式市場の通常取引を1.96%高の51.02ドルで終了後、時間外取引で一時50.71ドルに下落した。

この時期同社のImaging and Printing Group (IPG) の売り上げは15%の減少が伝えられており、65億ドルとされている。コマーシャルプリント機器の売り上げは38%減、またコンシューマプリントユニットも14%減となった。IPGの営業利益は12億ドルで売り上げの18.1%に相当する。

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英Manor Creativeがデジタルプリンティングの新部門開設でiGen4を導入

イギリスのEast Sussexに拠点を置くデザイン&印刷業が新部門のManor Digitalにおいてオンデマンドプリントサービスを提供するためにiGen4を導入した。
Manor Creativeは新たに、デジタルプリントサービスの経験を持つ8人のスタッフを採用している。同社ではローカル市場向けにパーソナライズドプリントサービスを提供する。

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2009年11月24日火曜日

富士ゼロックス、中・小規模事業所向けフルカラーデジタル複合機2モデルを発表

富士ゼロックスは2009年11月24日、スモールオフィス向けに、フルカラーデジタル複合機「DocuCentre-IV C2260(ドキュセンター フォー シー2260)」を、日本国内で12月中旬から販売開始することを発表した。中国を含むアジアパシフィック地域においても順次販売を開始する。

同社はこれまで、事業所規模の大きい顧客向けの製品ラインアップを充実させていたが、新製品は中・小規模事業所市場のニーズ調査を基に、より小型で基本性能に優れ、高いコストパフォーマンスを発揮するデジタル複合機として開発された製品となっている。新製品は、コピー、プリント機能を搭載した「DocuCentre-IV C2260 P」と、コピー、プリント、ファクス、スキャン機能を搭載した「DocuCentre-IV C2260 PFS」の2製品がラインアップされる。本体サイズは、P モデルが幅585×奥行640×高さ1,046mm、PFS モデルが幅585×奥行640×高さ1,132mm(自動両面原稿送り装置付き)と、コンパクトサイズにまとめられている。新開発の7型カラー TFT 操作パネルの搭載や、よく使う機能を大きな文字で表示する「らくらく画面」の採用など使いやすさにも配慮。オプションの「USB メモリー保存キット」(2万円(税別)を利用すればスキャンデータを直接 USB メモリーに保存することも可能。このほかスリープ電力 3W 以下を達成する省エネ設計や、2UP、両面コピーの併用で用紙やトナーを節約でき、ランニングコストを抑えるための性能・機能を備えている。価格は P モデルが110万円、PFS モデルが145万円(各税別)。

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キヤノンITソリューションズ、高機能ページレイアウトシステム「EdianWing6.0」を販売

~「安全・安心・安定」をコンセプトとした機能強化~

キヤノンITソリューションズ(以下キヤノンITS)は、高機能ページレイアウトシステム『EdianWing』の新バージョン6.0を2009年11月24日(火)より販売開始する。「EdianWing」は、伝統的な日本語組版技術を搭載した多ページの紙誌面編集を得意とする組版システム商品で、国内の約400社の印刷社・新聞社にて導入されている。従来より、充実した対話組版機能と、豊富な独自タグによる自動・半自動バッチ組版機能の両方を装備しているため、校正を繰り返す編集作業の現場においては、DTPパッケージに比べ圧倒的に高い生産性の実現を可能にしている。

新バージョン6.0の開発コンセプトは「高生産性」に加え、事故防止という面での「安全、安心」、高品質な制作物出力という面での「安定」の3点。具体的には、入力機能強化、表組機能強化、修正漏れ・「先祖がえり」などの事故を防止するための紙誌面編集の校正履歴管理機能、面付けアプリケーション連携を実現する出力機能強化を実施した。新製品は、年間1,000台の販売が見込まれている。

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東芝ソリューションとマイクロソフト、新聞業界向けコンテンツマネージメントソリューション分野で協業

~東芝ソリューションがクラウド展開も視野に入れた「PressSTREAM(R) Dynamicシリーズ」を提供、導入コストの大幅削減を実現。2011年に製品化。~
☆「第20回新聞製作技術展(JANPS2009)」で紹介☆

東芝ソリューションとマイクロソフトは、新聞/報道業界のマルチメディア対応実現に向けた、コンテンツマネジメントに関するソリューション分野で協業することを発表した。昨今、新聞・テレビ・雑誌だけでなく、インターネット・携帯電話・デジタルサイネージなど、メディアの種類はますます多様化しており、このことから新聞/報道業界では、新たな”多メディア事業収益モデル”を確立することが求められている。そのために、各メディアの特性に合わせたコンテンツ管理/編集/配信環境を提供するコンテンツマネージメントシステムが必須となっている。今回の協業では、東芝ソリューションの提供する新聞メディアソリューション「PressSTREAM(R) Dynamicシリーズ」に、マイクロソフトの統合情報活用基盤「Microsoft(R) SharePoint(R) Server2007」、「Microsoft Office 2007」を採用する。東芝ソリューションが長年培ってきた新聞社における素材管理システム/組版システムの実績と、生産性向上を支援するOffice製品などの幅広い導入実績とノウハウを持つマイクロソフトの最新技術を連携することで、システム構造を抜本的に変革し、導入コストの大幅削減を可能とする。また、マイクロソフトの保有するクラウド技術を利用することで、新聞制作システムの共有化・共同利用が可能になり、システムの効率的な運用が可能になるとされている。
 今後、両社は共同で、新聞/報道機関に向けて「PressSTREAM(R) Dynamicシリーズ」のマーケティング、コンサルティング、構築・保守などを実施。2011年春を目標に、メディアマネージメントソリューション「PressSTREAM(R) DynamicCMS(TM)」の製品化を目指す。

11月24日(火)~27日(金)、東京ビッグサイトにて開催される、「第20回新聞製作技術展(JANPS2009)」では東芝ソリューション展示ブースにて「PressSTREAM(R)メディアマネージメントソリューション」が紹介される。

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