富士ゼロックスは2009年11月24日、スモールオフィス向けに、フルカラーデジタル複合機「DocuCentre-IV C2260(ドキュセンター フォー シー2260)」を、日本国内で12月中旬から販売開始することを発表した。中国を含むアジアパシフィック地域においても順次販売を開始する。
同社はこれまで、事業所規模の大きい顧客向けの製品ラインアップを充実させていたが、新製品は中・小規模事業所市場のニーズ調査を基に、より小型で基本性能に優れ、高いコストパフォーマンスを発揮するデジタル複合機として開発された製品となっている。新製品は、コピー、プリント機能を搭載した「DocuCentre-IV C2260 P」と、コピー、プリント、ファクス、スキャン機能を搭載した「DocuCentre-IV C2260 PFS」の2製品がラインアップされる。本体サイズは、P モデルが幅585×奥行640×高さ1,046mm、PFS モデルが幅585×奥行640×高さ1,132mm(自動両面原稿送り装置付き)と、コンパクトサイズにまとめられている。新開発の7型カラー TFT 操作パネルの搭載や、よく使う機能を大きな文字で表示する「らくらく画面」の採用など使いやすさにも配慮。オプションの「USB メモリー保存キット」(2万円(税別)を利用すればスキャンデータを直接 USB メモリーに保存することも可能。このほかスリープ電力 3W 以下を達成する省エネ設計や、2UP、両面コピーの併用で用紙やトナーを節約でき、ランニングコストを抑えるための性能・機能を備えている。価格は P モデルが110万円、PFS モデルが145万円(各税別)。
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