2010年10月22日金曜日

米ゼロックス/富士ゼロックス、 マネージド・プリント・サービス(MPS)の市場シェアでNO.1の評価

(リリース記事より)

ゼロックス・コーポレーション(本社:米国コネチカット州、以下米ゼロックス)と富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、社長:山本 忠人、資本金200億円)は、調査会社IDCが発表した「世界・米国のプリントおよびドキュメントのアウトソーシング・サービス予測・分析」注1において、2009年度のマネージド・プリント・サービス(MPS)のグローバル市場にて、売上規模で首位にランクされました。

MPSやビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)などのサービスを提供するドキュメント・アウトソーシング・ベンダーを分析した本レポートによると、MPS市場の2009年度世界売上総額は、対前年8.1%増の77億8,000万ドルとなっています。米ゼロックス/富士ゼロックスは、市場シェア No.1(48.5%)を獲得しました。

IDCは、「MPSによって、あらゆる規模の企業が出力に関連するインフラのコスト削減に取り組むことができる」としています。効果的に実施された MPSプログラムにより、最大30%のコスト削減、生産性向上、規制順守を支援するほか、環境への対応についても改善することが可能です。

米ゼロックスは、IDCが最近発表した2010年度MPS MarketScapeレポート注2でもマーケットリーダーとして評価されており、ACS(Affiliated Computer Services)社を買収したことにより、特にBPOサービスを通じてドキュメント・アウトソーシング分野の成長を加速、同社は現在、ビジネス・プロセスおよびドキュメント・マネジメント分野で世界トップの企業となっています。

同様に富士ゼロックスも、オーストラリア最大の独立系MPSプロバイダーであるUpstream Print Solutions社を買収し、事業規模を拡大しています。富士ゼロックスは、米ゼロックスとの協業のもとに、グローバル企業およびローカル企業を支援し、日本およびアジア・パシフィック地域でのサービス事業を加速させています。


参照記事

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2010年10月21日木曜日

キヤノン電子、純利益2倍の60億円 1~9月

 キヤノン電子が20日発表した2010年1~9月期連結決算は純利益が前年同期比2倍の60億円だった。中国やアジアなどでデジタルカメラやレーザープリンター用部品が好調だった。工場の生産効率を見直し、コストを削減した。

 売上高は901億円と34%増えた。デジタルカメラ向けは一眼レフやコンパクトカメラ用のシャッターが伸びた。レーザープリンター用スキャナーも堅調だった。経常利益は2.1倍の105億円。

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2010年10月20日水曜日

キー・リサーチが中国プロダクションプリント市場の調査を実施

●調査企画のご案内●

キー・リサーチでは、デジタルプロダクション印刷システムの中国市場での市場性を探るマルチクライアントプロジェクトを来春実施します。

このプロジェクトでは、中国の印刷業界のほかさまざまな関連業界調査を実施するとともに、デジタル印刷システムのサプライヤと印刷システムのユーザーである一般企業(印刷物内製担当者)、さらに印刷サービスのサプライヤーに対するインタビュー調査を実施し、コーポレート環境および印刷サービスビジネスにおいて導入される、グラフィック系出力システムとデータ系出力システムについて、2008年~2012年のプロダクション印刷システム(ハード)の市場規模動向を報告します。

[レポート概要]
・デジタル印刷機販売台数予測
・市場成長傾向分析
・ベンダー動向
・チャネル動向
・導入業界動向(コーポレートユーザー/プリントサービスサプライヤー)
・印刷・内製市場動向概況

[スケジュール(予定)]
調査開始:2011年2月
レポート発行:2011年4月~6月

当調査企画に関してご興味をお持ちいただけましたら以下までお問い合わせください。
※お問い合わせはこちら

キヤノン、ホームオフィスなど向けA3対応モノクロレーザー複合機「Satera MF7455Nなど発売

(以下リリース記事)

 キヤノンは、ホームオフィスや中/小規模事業所向けのA3対応モノクロレーザー複合機の新製品として、“Satera MF7455N/MF7430”を11月上旬より発売します。

 新製品“Satera MF7455N”はコピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能を、“MF7430”はコピー、ファクスの2つの機能をコンパクトなボディーに収めたA3対応モノクロレーザー複合機です。


■多彩な機能をコンパクトボディーに集約

 毎分25枚(A4ヨコ)の高速出力に加え、独自のオンデマンド定着方式を採用することにより、6.9秒以下のファーストコピータイム(※1)を実現しています。また、幅622mmのコンパクトボディーに、4枚の原稿を縮小して1枚にまとめる「4in1」機能や最大50枚(A4)の連続読み込みが可能な「自動両面原稿送り装置(DADF)」など、多彩な機能を標準装備しています。

■ドラム一体型カートリッジの採用でイージーメンテナンスを実現

 コピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能(※2)を収めたA3対応複合機でありながら、ドラム一体型カートリッジ方式を採用しており、カートリッジを交換するだけのイージーメンテナンスを実現しています。また、操作部の液晶画面には「1/4型VGA大型液晶タッチパネル」を搭載しており、動作状況やメンテナンス方法をわかりやすく表示することができます。


 製品名
  Satera MF7455N / Satera MF7430

 価格(税別)
  84万円 / 72万円

 発売日
  2010年11月上旬

 生産台数
  2機種合計 1,200台/月

参照記事
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カシオ、高速連写で色鮮やかに撮影できるコンパクトデジカメ

 カシオ計算機は19日、高速連写した画像を合成して独特な色合いの写真を撮影できるコンパクトデジタルカメラ「EX―ZR10」など2機種を11月26日に発売すると発表した。シェアの高い国内市場は需要が頭打ちで、撮影や記録といった基本用途に加えて、撮った画像の楽しみ方を提案することで需要喚起やシェアアップを狙う。ZR10の店頭想定価格は4万円前後で、生産計画は月5万台。
 ZR10は性能を向上した中央演算処理装置(CPU)と画像処理回路を二つずつ搭載して、最大で毎秒40枚の速度で連写できる。これにより、露出の違う連写画像を合成して部分的にコントラストなどの処理を施し、従来パソコンで加工していたような色鮮やかな写真を実現する。1200万画素の裏面照射型相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサーを採用。
 全地球測位システム(GPS)機能とモーションセンサーを搭載したコンパクトデジカメも発売する。

日刊工業新聞
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2010年10月19日火曜日

リコーのデジタル複合機とEvernoteが連携、MFPからデータアップが可能に

リコーは10月19日、デジタル複合機(MFP)「imagio MPシリーズ」とPCをウィジェットで通信するソリューション「App2Me(アップトゥミー)」のウィジェットを用いて、MFPとデータ管理サービス「Evernote」の連携を行うソリューションを開発したと発表した。

同ソリューションによって、MFPのスキャナー機能を用いて紙文書を電子化した際の保管先としてEvernoteを利用することが可能になる。

利用するにあたっては、サーバの設置は不要で、PCに専用ウィジェット「Scan to Evernote(仮称)」をインストールするだけでよい。

Scan to Evernoteは2011年1月以降、App2Me専用サイトにて無償で公開される。提供地域は日本、米国、欧州となっている。

参照記事
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エプソン、インドネシア特化のプリンター 大量印刷対応

 セイコーエプソンはインドネシア市場向けに特化したインクジェットプリンターを発売した。大容量のインクタンクをプリンターの外側に取り付けた専用モデルで、個人事業所などで大量に印刷する現地の利用特性に合わせた。主にビジネス用途に売り込み、月間1万台の販売を見込む。

 本体価格は単機能機「L100」が129ドル、複合機「L200」が169ドルと通常の製品と同程度だが1枚当たりの印刷コストが抑えられるのが特徴。エプソンは高い耐久性を確保しつつインクを割安にした中国向けのプリンターなど、地域・国に特化した製品の投入を進めている。

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富士フイルムの4~9月期、営業黒字850億円

 富士フイルムホールディングスの2010年4~9月期の連結営業損益(米国会計基準)は850億円前後の黒字(前年同期は86億円の赤字)だったようだ。液晶パネル用部材が伸びたほか、デジタルカメラや事務機も好調だった。金融危機前の08年4~9月期の営業利益812億円を上回った。

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2010年10月18日月曜日

エプソン、新興国向け産業用途のプリンター拡充

セイコーエプソンは18日、インクジェットプリンターの事業説明会を開催し、新興国や産業向け製品の品ぞろえを拡充する方針を示した。11年3月期中に新興国向けを10機種(10年3月期は6機種)、企業や商業向けの製品を16機種(同8機種)を投入する。

 インドネシア工場の生産能力を10年3月期の約600万台から13年3月期に約1300万台に引き上げる。13年3月期の生産台数は電子機器の受託製造サービス(EMS)を含めて2200万台(10年3月期は約1450万台)を見込む。

 新興国向けでは大容量のインクタンクを搭載した安価なモデルを10月にインドネシアで販売する。当面は月1万台の販売を計画している。

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蘇州:中国で最もビジネスに適合した都市に選ばれる

 15日、米雑誌「フォーチュン」が中国50都市の社長1278人に対してアンケート調査を実施、中国で最もビジネスに適合した都市のランキングを作成した。 
 アンケート調査項目は経済政策環境や商業コストから生活レベルまで総合的なものとなっている。
 アンケートの結果、中国で最もビジネスに適合した都市として、蘇州が選出された。第2位は青島、第3位深セン、第4位寧波、第5位は大連となっている。意外にも上海や北京は上位に入らなかった。

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