2010年10月18日月曜日

エプソン、新興国向け産業用途のプリンター拡充

セイコーエプソンは18日、インクジェットプリンターの事業説明会を開催し、新興国や産業向け製品の品ぞろえを拡充する方針を示した。11年3月期中に新興国向けを10機種(10年3月期は6機種)、企業や商業向けの製品を16機種(同8機種)を投入する。

 インドネシア工場の生産能力を10年3月期の約600万台から13年3月期に約1300万台に引き上げる。13年3月期の生産台数は電子機器の受託製造サービス(EMS)を含めて2200万台(10年3月期は約1450万台)を見込む。

 新興国向けでは大容量のインクタンクを搭載した安価なモデルを10月にインドネシアで販売する。当面は月1万台の販売を計画している。

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