2011年2月19日土曜日

台湾キヤノン:2011年度売上目標60億台湾ドル

 2011年2月18日、2011年は台湾キヤノン設立40周年に当たる。台湾キヤノンの鎌田篤総裁は、同社2011年度の販売目標を、2010年比20%以上となる60億台湾ドル(約170億円)と発表した。
 なお、台湾キヤノン2010年度販売総額は、2009年比27%増加し50億台湾ドル(約142億円)を突破した。

2011年2月18日金曜日

騰訊・百度・アリババが中国インターネット市場を独占

 2011年2月17日、中国インターネット実験室が中国インターネットにおける独占状況についての調査研究報告を発表した。
 報告は中国のインターネット業界が寡占競争状態に陥っていると指摘している。
 発表された統計によると、中国インターネット企業大手、騰訊(テンセント)・百度(バイドゥ)・アリババ3社の市価合計(未上場子会社分を含まず)は774億元(約9804億円)に達し、中国上場インターネット企業市価総額の70%を占めているという。
 経営分野別に見ると、百度は中国サーチエンジン市場シェアの80%以上を占め、騰訊はインターネット通信市場シェアの76.56%を独占、アリババはB2B市場シェアの54.39%を保有している。

中国2010年:インターネット広告市場規模275億2000万元

 2011年2月16日、中国科学技術コンサルティング、易観国際が発表したデータによると、2010年第4四半期における中国インターネット広告市場規模は、2009年同期比109.1%増となる97億2000万元(約1233億円)に達した。
 これにより、中国2010年のインターネット広告市場規模は、2009年比76.6%増加し、275億2000万元(3491億円)となった。

中国ネット銀行登録者数:3億人突破

 2011年2月17日、中国シンクタンク、易観智庫(Enfodes)の統計データによると、2010年末時点で中国のネット銀行登録者総数は3億人(件)を突破した。
 中国ネット銀行2010年第4四半期の取引額は173兆7000億元、2010度の取引総額は553兆7500億元に達している。

2011年2月17日木曜日

リコーの米国事業が4期ぶり黒字に

 リコーの2012年3月期の米国事業の営業損益は08年3月期以来、4期ぶりに黒字化する見通しだ。合理化で08年に買収した米企業の採算が改善するほか、複写機などの販売も上向く。四半期ベースでは11年1~3月期に14四半期ぶりの黒字を見込んでおり、ようやく課題だった米事業の競争力が回復する。

 11年3月期の米事業の営業損益は10億円前後の赤字とみられるが、来期は数十億円規模の黒字に回復しそうだ。

日経新聞

2011年2月16日水曜日

スカパーJSATと富士ゼロックスがダイレクトメールを活用したプロモーション展開で高い評価を獲得

(以下リリース記事より)
スカパーJSAT株式会社(東京都港区、代表取締役 執行役員社長:秋山 政徳、以下スカパーJSAT)と、富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人、以下富士ゼロックス)は、郵便事業株式会社(日本郵便)が主催する「第25回 全日本DM大賞」において、金賞を受賞しましたことをお知らせ致します。

全日本DM大賞は、ダイレクトメール(以下、DM)の審査・表彰を通じ、DMの企画・表現技術の向上および広告メディアとしての役割・効果の紹介を図るとともに、DMの広告主、制作者にスポットを当てることで、DMというメディアが広く認知され、多くの方に親しまれる存在となることを目的とし、過去1年間に企業から実際に発送されたDM作品を全国から募り、審査・表彰するアワードです。今年は応募総数658点が「戦略性」、「クリエイティブ」、「実施効果」の3項目について審査され、その中から優れていると認められた上位4 作品が金賞として選出されました。

今回、金賞を受賞したDMは、2010年度にスカパーJSATを広告主として、「スカパー!e2」を長きに亘りご契約いただいているお客様に感謝の気持ちを伝える為に、スカパー!に加入された月を記念月として、お試し無料視聴チャンネルをご提供する「アニバーサリー・サービス」キャンペーンでお送りしたものです。施策結果として、お客様満足度の向上と解約抑止の効果を期待するものです。サービスを提供するにあたっては、お客様の嗜好性やライフスタイルによりチャンネル視聴傾向が異なる中、お客様一人ひとりに合わせたワン・トゥー・ワンでのプロモーション展開を検討し、富士ゼロックスの「direct2one(ダイレクト・トゥー・ワン)」サービスを採用しました。

「direct2one」は、プロモーション企画、ターゲッティング、クリエイティブ設計・制作、配信、効果検証をワンストップで提供するマーケティングコミュニケーションサービスです。お客様ごとの属性や視聴傾向に応じてコミュニケーションシナリオを設計し、お試し無料視聴チャンネル案内のパーソナルDMを制作・配信しました。

その結果、約20万件(4ヶ月計)のDM送付に対し、29.3%という高いキャンペーン参加率が得られただけでなく、感謝の意を一人ひとりに丁寧かつ適切に伝達できた事により、お客様から「大切にされていると感じた」「こういうサービスを何年も続けていって欲しい」といった喜びの声も数多く寄せられ、お客様目線によるコミュニケーションシナリオを設計したDMが「お客様満足度向上」という定性面でも高い効果を上げました。

今回は、スカパーJSATと富士ゼロックスとの協業により制作されたDMが、施策の戦略性や、DMのクリエイティブ、実際のキャンペーン参加率の実施効果を総合的に高く評価され金賞の受賞に至ったものです。

参照記事

富士ゼロックスのマネージド・プリント・サービスがミサワホームグループの経営効率化・環境負荷低減を支援

総所有コスト(TCO)を30%、温室効果ガス排出量を40%削減

(以下リリース抜粋)
富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(本社:東京都港区赤坂9-7-3、代表取締役社長:山本忠人、資本金:200億円)は、ミサワホーム株式会社(本社:新宿区西新宿2-4-1、代表取締役社長:竹中宣雄、資本金:234億円)に対し、グループ全体のオフィス出力環境を見直し、出力機器の最適配置および運用・管理を行ない、さらに環境負荷低減も実現するマネージド・プリント・サービス(MPS:出力環境マネジメントのアウトソーシングサービス)「XOS(エックスオーエス)」を提供、2010年11月に国内最多拠点でのサービス運用を開始しました。サービス導入前と比較し、同社グループの年間出力関連総所有コスト(TCO:Total Cost of Ownership)注1を約30%、年間温室効果ガス排出量(CO2換算量)を約40%削減する見込みです。

参照記事

リコー、バイオマスプラスチックを採用したデジタル孔版印刷機を新発売

「Satelio A650V」
 株式会社リコーは、業界で初めて、バイオマスプラスチックを採用するなど優れた環境性能を実現したデジタル孔版印刷機の新製品「Satelio(サテリオ) A650V」を発売する。


参照記事

キヤノン、業務用フォトプリンター市場に参入

 キヤノンは15日、業務用フォトプリンター市場へ参入すると発表した。フォトアルバムなどを印刷する業務用インクジェットプリンター「ドリームラボ5000」を9月に発売する。
 デジタルカメラ普及による撮影画像数の飛躍的な増加に伴い、写真集の需要も拡大。一方、従来の銀塩写真方式では写真と文字の同一紙面印刷に課題があった。店頭での写真プリント業者や印刷業者に売り込む。2015年に全世界で1000億円以上の売り上げを目指す。
 新製品は最大305ミリメートル幅に印刷できるプリントヘッドを開発し、ヘッド固定で1回の用紙搬送で印刷を完了できる機構にして、フォトアルバム1冊(A4で20ページ分)を72秒で印刷できる。L判サイズの写真も毎分44枚出力可能。7色の染料インクを採用し、解像度は1インチ当たり2400×1200ドットと高画質な写真印刷を実現する。本体価格は5250万円。

日刊工業新聞