リコーの2012年3月期の米国事業の営業損益は08年3月期以来、4期ぶりに黒字化する見通しだ。合理化で08年に買収した米企業の採算が改善するほか、複写機などの販売も上向く。四半期ベースでは11年1~3月期に14四半期ぶりの黒字を見込んでおり、ようやく課題だった米事業の競争力が回復する。
11年3月期の米事業の営業損益は10億円前後の赤字とみられるが、来期は数十億円規模の黒字に回復しそうだ。
日経新聞
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