2011年2月18日金曜日

騰訊・百度・アリババが中国インターネット市場を独占

 2011年2月17日、中国インターネット実験室が中国インターネットにおける独占状況についての調査研究報告を発表した。
 報告は中国のインターネット業界が寡占競争状態に陥っていると指摘している。
 発表された統計によると、中国インターネット企業大手、騰訊(テンセント)・百度(バイドゥ)・アリババ3社の市価合計(未上場子会社分を含まず)は774億元(約9804億円)に達し、中国上場インターネット企業市価総額の70%を占めているという。
 経営分野別に見ると、百度は中国サーチエンジン市場シェアの80%以上を占め、騰訊はインターネット通信市場シェアの76.56%を独占、アリババはB2B市場シェアの54.39%を保有している。