2010年1月9日土曜日

中国統計局:2009年第4四半期企業景気指数発表

2010年1月8日、中国国家統計局が2009年第4四半期の全国企業景気指数を発表した。
中国2009年第4四半期の全国企業景気指数は130.6ポイント、前期比6.2ポイント増となった。
業種別に見ると、工業企業景気指数は128.1ポイント、前期比7.6ポイント増。建築業景気指数は140.5ポイント、前期比6.0ポイント増。小売業景気指数は141.1ポイント、前期比5.4ポイント増。情報通信・コンピューターサービス・ソフトウェア産業景気指数が153.5ポイント、前期比 1.7ポイント増と好調であった。
企業の規模別に見ると、大型企業景気指数は150.7ポイント、前期比2.6ポイント増。中型企業景気指数は131.2ポイント、前期比7.9ポイント増。小企業景気指数が112.8ポイント、前期比3.7ポイント増となっており、大型企業の好調さが目立った結果だった。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

2010年1月7日木曜日

ソニー、CES2010でネット接続可能なデジタルフォトフレーム新製品「dash」を紹介

米ラスベガスで7日開幕した「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2010」で、ソニーがインターネットに接続できるデジタルフォトフレームを発表した。

ソニーの製品は、パーソナル・インターネット・ビューワーと位置づけた「dash(ダッシュ)」である。これは 7インチのタッチパネル液晶と無線LAN通信機能を搭載し、米chumby industriesが販売する小型ネット端末「chumby(チャンビー)」のシステムが動作する。LinuxベースのchumbyはFlashを使ってウィジェットを誰でも開発可能で、すでに1000以上のウィジェットが公開されている。その大部分が動作するdashは “chumby互換機”といえる。dashとchumbyはデザインや画面サイズなどに違いがあるが、最大の違いはdashが1つの画面に複数のウイジェットを起動、表示させられるところにある。この機能によりdashでは時計や天気予報を表示しながらメールを見るといった使い方が可能になっている。さらに液晶テレビ「BRAVIA」向けのコンテンツ配信プラットフォームを活用して、動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」やインターネットラジオの「Pandora(パンドラ)」を視聴できる。米国では4月発売で、価格は199ドル。日本国内での発売は今のところ未定である。

参照記事
キー・リサーチトップへ

カシオ計算機、絵画調に変えるデジタルフォトフレームを開発

カシオ計算機は取り込んだ画像を絵画調に変換できるデジタルフォトフレームを今春発売。米・ラスベガスのCESで初出展する。

カシオ計算機は7日、デジカメなどで撮影した画像を取り込むと「油絵」など絵画調に変換することができるデジタルフォトフレーム「デジタルアートフレーム」を開発し、今春に発売すると発表した。同社は、デジタルフォトフレーム分野に初めて参入する。10・2インチのカラー液晶を搭載し、価格は未定だが、3万~4万円の見通し。同社では、今回開発した製品が、従来のデジタルフォトフレームのように、写真を飾って観るという楽しみに加え、芸術作品のように手を加えて鑑賞する新たな楽しみ方を提供できるとしている。写真を取り込むと、ワンタッチで、水彩や色鉛筆、パステル、油絵など8通りの変換が可能となっている。米・ラスベガスで開催する家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(CES)で初出展する。

カシオ計算機ホームページ
キー・リサーチ トップへ

天威が中国の代用品業界トップメーカーとして、院士専門家研究拠点を設立

2009年12月下旬、中国広東省の「院士専門家企業研究拠点設立」授与式が広東科学館で開催された。広東省の企業、機構9社が院士専門家の研究拠点を設立したことにおいて表彰された。
中でも珠海天威飛馬材料有限公司は中国の代用品業界トップメーカーとしては初めて院士専門家研究拠点を設し、表彰を受けた。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

サムスン電子、第4四半期営業利益見通しは予想上回る

サムスン電子は7日、2009年第4・四半期の営業利益が市場予想を上回るとの見通しを示した。好調なメモリーチップ価格や薄型テレビへの強い需要が寄与したとしている。

同社が示した第4・四半期の連結営業利益見通しは3兆5000億─3兆9000億ウォンで、中間値は3兆7000億ウォン(32億7000万ドル)。見通し通りなら、7400億ウォンの営業赤字となった前年同期から大幅な改善となる。ただ、前期の営業利益4兆2300億ウォンは下回る。サムスン電子によると、第4・四半期の連結売上高は38兆─40兆ウォン(中間値39兆ウォン)、09年の純利益は9兆6400億ウォンとなる見通し。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた2010年純利益の予想は12兆4900億ウォン。
サムスン電子は1月下旬に第4・四半期決算を発表する。

サムスン電子ホームページ
キー・リサーチ トップへ

2010年1月6日水曜日

マックス、生鮮食品や惣菜の「値下げラベル」専用の感熱ラベルプリンタを発売

業界初、生鮮食品や惣菜の「値下げラベル」発行専用機
機能を絞って低価格を実現したマックス 感熱ラベルプリンタ新発売

マックス株式会社では、スーパーで生鮮食品などの値下げ販売をする際に必要となる「値下げラベル」を、バーコード付きで簡単に発行でき、レジ作業も効率化できるマックス 感熱ラベルプリンタ「LP-50S/MD」を1月12日から発売する。

同社では、2004年に店頭で表示ラベルが作成できる感熱ラベルプリンタ「LP-80」を発売して以来、消費期限や賞味期限などを内蔵したカレンダ・時計機能を使って自動印字する機能や、導入企業の要望に応えるカスタマイズサービスなどが評価され、食品表示ラベル市場で独自のポジションを確立してきた。

【 商品の特長 】

○「値下げラベル」貼付作業の効率アップ
 適切な値下げ価格のラベルを、簡単にタイムリーに発行することが可能。
○レジ作業のスピードアップ
 割引情報を入れたバーコード付きラベルを作成できるので、レジのスピードアップが図れる。
○処理忘れによるクレーム削減
 バーコードが入るため、レジでの値下げ処理忘れがなく、お客様からのクレームを削減可能。
○値下げシールの無駄な在庫解消
 各種値下げラベルを在庫、管理する無駄を削減できる。
○「%引き」「円引き」「ズバリ価格」の3種類の値下げ処理に対応
○本体はコードレスで、電源の無い店頭でも値下げラベルの発行が可能
○ラベル交換の手間が少ない、40m巻きロールがセット可能
○発行時に社員No.を入力することで、「発行日」「社員No.」「発行枚数」の履歴取得が可能。

マックス株式会社ホームページ
キー・リサーチ トップへ

キヤノン、EOSシリーズ用の高性能望遠ズームレンズを発表

キヤノンは1月6日、一眼レフカメラEOSシリーズ用交換レンズの新製品として、報道・スポーツや風景撮影に適した高性能望遠ズームレンズ「EF70-200mm F2.8L IS II USM」を発表した。3月上旬に発売する。価格は30万円。

EF70-200mm F2.8L IS II USMは、2001年9月発売の「EF70-200mm F2.8L IS USM」の後継機種として開発された大口径の望遠ズームレンズ。ユーザーからの要望を取り入れ、画質と耐久性を向上させたという。新たに蛍石1枚を採用するとともに、UDレンズ(特殊低分散ガラス)を従来製品から1枚追加して5枚搭載。これにより色収差の発生を極小に抑えながら、ズーム全域において高解像で高コントラストな描写を実現したという。シャッタースピード換算で、従来製品から1段分向上した約4段分の手ブレ補正機構を搭載。また、ズーム全域での最短焦点距離を1.4mから1.2mに短縮し、より被写体に近づいた撮影ができるとのことだ。マウントやスイッチ、フォーカスリングなどに防塵・防滴構造を施し、ホコリや水分の侵入を抑えた。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

「リコー製品のここが知りたい」に新開発バイオマストナー「バイオマストナー搭載の複合機編」を掲載

リコーのホームページ、「リコー製品のここが知りたい」に新開発バイオマストナー「バイオマストナー搭載の複合機編」が掲載されている。以下記事冒頭抜粋。

確信を得たエコプロダクツ2009

昨年(2009年)12月に開催された日本最大の環境総合展示会「エコプロダクツ2009」のリコーブースは、会期中常に多くの訪問者で賑わっていた。バイオマストナー*のコーナーでは、参考展示ではなく、発売中の商品としては初めて「バイオマストナー搭載のデジタルモノクロ複合機imagio MP 6001GP」が展示された。お客様からは数多くの質問が寄せられ、スタッフは休みなく応対。「トナー材料の約80%が樹脂だってことを初めて知りました」「トナーって再利用ができずに最終的には燃やしているんですか!」「だったら石油由来の材料の割合を減らしていくことはとても大事ですね」――バイオマストナーについてご説明すると驚かれるお客様がほとんどだったという。

*バイオマストナー: 化石資源を除く、再生可能な生物由来の資源を樹脂に使用しているトナーのこと。

詳細記事はこちら
キー・リサーチ トップへ

シャープの新スローガン “目指してる、未来がちがう。”

「目の付けどころがシャープでしょ」から変更 シャープ、20年ぶりスローガン刷新

シャープは2010年1月からスローガンを一新した。1990年から使っていた「目の付けどころがシャープでしょ。」を20年ぶりに刷新、「目指してる、未来がちがう。」に変更する。
「目指している未来のイメージがほかと違うからこそ、普通なら思いも付かないようなことを実現し、気がついたら世の中の当たり前にしている」という意味を込めた。
「オンリーワンで社会を変革してゆく」という企業姿勢をより鮮明に表すとしており、液晶、LED、ソーラー、プラズマクラスターといった基幹技術を柱に、暮らしや世の中をより良く変えていきたいとしている。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

中国:1~11月規模以上工業企業実現利益2兆5891億元

2009年12月28日、中国国家統計局は2009年1―11月の中国全国規模以上(国有企業及び年商500万元以上)工業企業の経営状況を発表した。
2009年1月―11月の規模以上工業企業の実現利益はおよそ2兆5891億元(約34兆7198億円)、前年同期比7.8%増加した。このうち、国有企業の実現利益はおよそ7514億元(約10兆762億円)、前年同期比4.5%減少した。
業界別に見ると、電力業界利益が前年同期比268.6%増加、化学繊維業界は前年同期比187.4%増加と好調。一方で、石油・天然ガス採掘業界は前年同期比60.7%減少、鉄鋼業界利潤は前年同期比42.6%減少と厳しい状況を示した。

中国:2010年GDP成長率、8.5~10.2%増と予測

2009年12月27日、「2010年財政動向―和訊予測年末フォーラム」が開催された。会議では複数の専門家が2010年の中国経済予測を発表した。
中国科学院数学・システムサイエンス研究院の陳錫康研究員は、中国の2010年GDP成長率は10%前後の増加と予測。特に第1四半期の伸び率が高く 11%前後増加すると予測された。さらに、第2四半期に10.2%、第3四半期は9.5%、第4四半期は9.8%増加する見通し。
また、GDP成長の「3つの原動力」(三駕馬車)とされる、投資、消費、輸出の3項目によるGDP貢献度は、投資が6%、消費が4.2%、輸出はマイナス0.2%となる見込み。
中銀国際(BOCI Capital Limited)の曹遠征理事長も2010年のGDP成長率を10%前後と予測、またインフレ率は4%との予測も示した。
国家情報センター予測部チーフエコノミスト、祝宝良氏の予測ではGDP成長率は8.5%前後、ただし「さらに高くなる可能性もある。」とのこと。

キー・リサーチ トップへ

キー・リサーチが中国OA・事務機器業界ニュースレター1月号を発行

「中国OA・事務機器業界ニュースレター」は、キー・リサーチが月刊で発行する中国の事務機器業界にフォーカスしたニュースレターです。チャネルの最新動向に加え、ベンダーの最新ニュース、新製品情報のほか、主要事務機器製品の市場価格情報を毎月掲載し、特集記事では業界のホットトピックを取り上げ、中国の現地での調査に基づいたレポートを提供します。
1月号の特集記事では、「第二回全国経済一斉調査主要データ公報」として、中国政府による最新企業統計の情報を提供しています。

購読に関するお問い合わせ・サンプル資料請求はこちら(key@keyresearch.jp)
キー・リサーチ トップへ

2010年1月5日火曜日

デル、中国で1130電子写真プリンタを発表

2009年12月29日、デルが中国で初めて1130モノクロ電子写真プリンタ(18ppm)を発表した。これにより、デルは再びプリンタ市場に進出する。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

リコー、使用済みのモノクロ複合機を再生処理した4モデルを発売

株式会社リコーは、使用済みのデジタルモノクロ複合機「imagio MP 7500/6000」シリーズを回収して再生処理したリコンディショニング(RC)機「imagio MP 7500RC/6000RC」2シリーズ4モデルを、1月13日より発売する。価格は、オープン価格となっている。

「imagio MP 7500RC」シリーズは毎分75枚、「6000RC」シリーズは毎分60枚(いずれもA4ヨコ)の連続コピーが可能なデジタルモノクロ複合機のRC機。プリンタ/スキャナ機能を搭載した「7500RC SP」/「6000RC SP」と、両機能がオプションの「7500RC」/「6000RC」が用意されており、いずれもFAX機能はオプションとなっている。リユース部品の使用率は平均85%(質量比)で、製造時のCO2の排出量は新造機「imagio MP 7500/6000」に比べ、「7500RC」で約88%、「6000RC」で約89%削減されている。「7500RC」シリーズは、蓄電デバイス“キャパシタ”を活用し、待機時に蓄電した電力を必要な時に供給することで、エネルギー消費効率は117Wh/hを達成している。「6000RC」シリーズは57Wh/hを達成している。両シリーズとも、主電源を入れてからのウォームアップタイムは30秒と高速で、ファーストコピータイムは「7500RC」シリーズで3.5秒、「6000RC」シリーズで4.2秒(いずれもA4ヨコ、等倍、第1給紙トレイ、原稿ガラス使用時)を達成している。

用紙全体に特殊な地紋を埋め込んで印刷し、その印刷した原稿をコピーすると“コピー禁止”などの牽制文字を浮き上がらせる機能を搭載している(「7500RC」/「6000RC」はオプション装着時に利用可能)。また、オプションの「個人認証システム AE」を利用することで、ICカード認証による機器の利用制限などを可能とし、印刷物の取り違えや取り忘れによる情報漏洩の抑止を支援する。オプションの FAX機能では、番号の押し間違いを抑止する“宛先繰り返し入力機能”などを搭載し、FAXのセキュリティに関するガイドライン“FASEC1”に適合している。

同社の機種の異なる複数のデジタル複合機/プリンタに対し、共通のプリンタドライバを使用して印刷できる“RPCS Basicドライバー”に対応しており、ドライバの管理負荷を軽減できる。また、後処理の生産性を向上させるフィニッシャーがオプションで用意されており、50枚ステープル・中綴じ・丁合・仕分け・パンチ穴開けなどが可能で、社内での簡易製本に対応できる。

株式会社リコーホームページ
キー・リサーチ トップへ

リコー、MFPの機能を個人の端末から使えるソリューションを提供

株式会社リコーは、ビジネスパーソンが自分のIT端末でデジタル複合機(MFP)「imagio MP」シリーズのスキャン/印刷を中心とした機能を簡便に活用できるソリューション「App2Me」を、1月(予定)より提供する。

「App2Me」は、MFPを有効活用する機能やクラウド上の様々なサービスと連携させる機能をウィジェット形式で提供するソリューション。利用者は「App2Me」ウィジェットサイトから個人のPC/スマートフォンなどIT端末にウィジェットをダウンロードすることで、MFP側での設定なしにウィジェットが提供する様々な機能を利用可能となる。例えば、「App2Me」対応のMFPがある場所であればどこでも、自分専用の設定でMFPを容易に活用できる。また、「App2Me」とクラウド上のアプリケーションとの連携により、MFPで文書をスキャンすることで、電子データとしてクラウド上のデータ保管場所に自動的に保管するといったことも可能となる。

株式会社リコーホームページ
キー・リサーチ トップへ

リコーCX2の交換用シルバーカラートップパネルが残りわずかに

リコーは2009年12月29日、コンパクトデジタルカメラ「CX2」で実施している「カラートップパネル交換サービス」の交換パネル3色のうち、シルバーの在庫が残り少なくなったとアナウンスした。カラートップパネル交換サービスは、CX2のツートンカラー(グレー×ピンク)を対象に実施するサービス。2009年9月から各色100個分の交換パネルを用意していた。ピンクのトップパネルをライムイエロー、シルバー、ライトブルーのいずれかに交換できるというもの。交換の申込みは、CX2をリコーのサービスセンターへ直接持ち込むか、宅配サービスを利用する。料金は直接持ち込みの場合が3,675円、宅配サービスの場合が5,250円。CX2は、28~300mm相当の光学10.7倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。撮像素子は有効929万画素の1/2.3型CMOS センサー。3型92万ドットの液晶モニターや、イメージセンサーシフト式の手ブレ補正機構などを備える。発売は2009年9月。実勢価格は4万2,800 円前後。

参照記事
キー・リサーチ トップへ

2010年1月4日月曜日

北京で大雪、40年ぶりの低温予想も

中国の首都北京は3日未明から雪が降り続き、同日夜には約10センチの積雪に見舞われた。新華社電によると、市内では5日の気温が氷点下16度まで冷え込み、この時期としては約40年ぶりの低温となると予想されており、市当局が市民に注意を呼び掛けている。
北京周辺の高速道路は閉鎖され、北京国際空港では午後5時までに400便以上が欠航となった。日本線の発着にも影響が生じ、日本人観光客らの足も乱れた。北京、天津両市では4日、小中学校が休校になるとされている。

キー・リサーチ トップへ