2010年1月7日木曜日

ソニー、CES2010でネット接続可能なデジタルフォトフレーム新製品「dash」を紹介

米ラスベガスで7日開幕した「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)2010」で、ソニーがインターネットに接続できるデジタルフォトフレームを発表した。

ソニーの製品は、パーソナル・インターネット・ビューワーと位置づけた「dash(ダッシュ)」である。これは 7インチのタッチパネル液晶と無線LAN通信機能を搭載し、米chumby industriesが販売する小型ネット端末「chumby(チャンビー)」のシステムが動作する。LinuxベースのchumbyはFlashを使ってウィジェットを誰でも開発可能で、すでに1000以上のウィジェットが公開されている。その大部分が動作するdashは “chumby互換機”といえる。dashとchumbyはデザインや画面サイズなどに違いがあるが、最大の違いはdashが1つの画面に複数のウイジェットを起動、表示させられるところにある。この機能によりdashでは時計や天気予報を表示しながらメールを見るといった使い方が可能になっている。さらに液晶テレビ「BRAVIA」向けのコンテンツ配信プラットフォームを活用して、動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」やインターネットラジオの「Pandora(パンドラ)」を視聴できる。米国では4月発売で、価格は199ドル。日本国内での発売は今のところ未定である。

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