2010年3月2日火曜日

1月の国内デジカメ出荷台数、61%増 アジア向け好調 CIPA調べ

カメラ映像機器工業会(CIPA)が1日、国内の1月のデジタルカメラの生産出荷統計を発表した。デジカメ出荷台数(コンパクト型とレンズ交換式のデジタル一眼)は前年同月比61.2%増の629 万台と2009年10月から4カ月連続で前年を上回った。直近ピークの08年1月の587万台を超える実績となった。

出荷台数の内訳をみると、コンパクト型が57%増の561万台だった。09年1月はリーマン・ショック後の需要の急減に伴う在庫調整で大きく出荷を落としており、その反動が出た格好だ。ただ、アジア向けが99.9%増の169万台に急回復するなど、復調をけん引した。日米欧の主要市場のすべてで前年実績を上回っている。

[2010年3月2日/日経産業新聞]
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