2010年1月22日金曜日

中国経済:本格的な経済回復が明らかに

2010年1月21日、中国国家統計局は2009年第4四半期の経済指標データを発表した。
 統計局の馬建堂局長が、「国内経済の増加速度が明らかな鈍化した局面を打開し、いち早く経済全体回復を実現した」とコメントした。
中国の2009年通年国内総生産(GDP)は33兆5353億元(約448兆7023億円)を実現し、前年比8.7%増加した。また、2009年第4四半期の中国GDP成長率は10.7%に達し、専門家は、2010年の経済成長は2009年を上回る可能性があると見ている。一方で、不況下からの回復による、「経済過熱」懸念も高まっている。
 なお、2009年通年消費者物価指数(CPI)は前年比マイナス0.7%、卸売物価指数(PPI)は前年比マイナス5.4%。ただし、12月単月では、CPIが1.9%成長、PPIは1.7%上昇した。

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