2010年2月4日木曜日

シャープの4~12月期、最終赤字85億円 液晶価格下落響く

シャープが3日発表した2009年4~12月期の連結決算は、最終損益が85億円の赤字(前年同期は378億円の赤字)だった。コスト削減を進めたが、売り上げの減少を吸収できなかった。

売上高は前年同期比12%減の2兆240億円、営業利益は35%減の225億円だった。部門別営業損益はブルーレイディスクレコーダーなどエレクトロニクス機器部門が約28倍の180億円だったが、液晶パネルの大幅な価格下落が響き、電子部品部門が9割減の46億円にとどまった。

10年3月期の連結最終損益は30億円の黒字(前期は1258億円の赤字)と2期ぶりに黒字転換する見通しを変えない。

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