2010年2月24日水曜日

統計局:CPI大幅上昇の可能性は低い

22日、中国国家統計局都市司の魏貴祥司長は「昨年12月より中国の消費者物価指数(CPI)は上昇しているが、全体的に見れば供給過剰によって物価はそれほど上昇していない。むしろ穏やかな上昇といえる。」との見解を示した。
魏貴祥司長は「国際社会では2―3%のCPI上昇を『僅かな上昇』としている。またいわゆる『通貨インフレ』とは短期間に大多数の商品価格が持続して上昇することを指す。2010年、中国の物価は緩やかに上昇するが、増加幅は大きくないだろう。」と説明し、インフレ懸念を払拭する発言をした。
統計局が11日に公開したデータでは、中国の1月CPIは前月比0.6%増、前年同期比1.5%増加している。

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